プロ野球は交流戦6試合が行われ、交流戦首位の楽天は巨人に完封勝ちし、3連勝で勝ち越し1とし、今シーズン初めて勝率が5割を上回りました。交流戦は残り3試合で、楽天は14日の広島戦に勝ち、2位のソフトバンクが負けるか、引き分けでも初の交流戦優勝が決まります。


楽天vs巨人は、楽天が3対0で勝ちました。◯勝ち:藤井投手5勝1敗▽セーブ:則本投手1勝16セーブ●負け:井上投手2勝4敗。楽天は4回、フランコ選手のタイムリーヒットで1点を先制し、7回には辰己涼介選手のタイムリーと押し出しのフォアボールで2点を追加しました。先発の藤井投手は5回無失点で5勝目を挙げました。楽天は3連勝で勝ち越し1とし、今シーズン初めて勝率が5割を上回りました。巨人は、ダブルプレー3つと打線がつながらず、2年ぶりの6連敗で勝率が5割を切りました。


楽天は、14日の広島戦に勝ち、交流戦2位のソフトバンクが阪神に負けるか引き分けでも、球団創設20年目で初の交流戦優勝が決まります。また、楽天は、引き分けでもソフトバンクが敗れれば、初の交流戦優勝が決まります。


ソフトバンクvsヤクルトは、ソフトバンクが6対3で勝ちました。◯勝ち:大関投手4勝▽セーブ:オスナ投手2敗17セーブ●負け:高橋投手2勝3敗◎ホームラン:ヤクルト・山田選手4号。ソフトバンクは、同点の4回に栗原選手と柳町選手のタイムリーなどで3点を勝ち越し、5回には今宮選手のタイムリーツーベースで1点を追加しました。先発の大関投手は5回2失点で、負けなしの4勝目を挙げました。ヤクルトは、先発の高橋投手がフォアボールとデッドボール合わせて7つとコントロールを乱し、4回途中5失点で3敗目を喫しました。


ロッテvsDeNAは、DeNAが3対1で勝ちました。◯勝ち:大貫投手3勝7敗▽セーブ:森原投手1勝2敗15セーブ●負け:西野投手4勝5敗◎ホームラン:DeNA・筒香選手6号、牧選手8号。DeNAは2回、筒香選手のソロホームランで先制し、3回にルーキー度会選手のタイムリー、4回には牧選手のソロホームランで追加点を奪いました。先発の大貫投手は5回1失点の好投で、5月5日以来の3勝目を挙げました。DeNAは今シーズン初の4連勝です。ロッテは角中選手の犠牲フライで挙げた1点のみで、4連敗です。


日本ハムvs中日は、日本ハムが9対4で勝ちました。◯勝ち:山本拓実投手1勝●負け:藤嶋投手1勝1敗◎ホームラン:中日・高橋周平選手1号、カリステ選手5号。日本ハムは2対4の6回、水谷選手の2点タイムリースリーベースで同点とし、マルティネス選手の犠牲フライで勝ち越しました。7回には、郡司選手のタイムリーとマルティネス選手の2点タイムリーツーベースで3点を加えました。水谷選手は3打点、マルティネス選手は4打点の活躍でした。3人目の山本拓実投手が、中日から移籍後、初勝利を挙げました。中日は投手陣がリードを守りきれませんでした。


オリックスvs阪神は、阪神が5対0で勝ちました。◯勝ち:西勇輝投手3勝3敗●負け:田嶋投手3勝3敗◎ホームラン:阪神・原口選手2号。阪神は4回に木浪選手のタイムリーツーベースと、森下選手の2点タイムリーツーベースなどで4点を先制し、7回は原口選手のソロホームランで追加点を挙げました。先発の西勇輝投手はコースを丁寧に突いて6安打に抑え、今シーズン初完封で3勝目です。オリックスの連勝は7で止まりました。


西武vs広島は、広島が5対0で勝ちました。◯勝ち:九里投手3勝4敗●負け:ボー投手1勝5敗。広島は4回、矢野選手の2点タイムリーで先制し、7回には松山選手の2点タイムリーツーベースと、大盛選手のタイムリーでリードを広げました。先発の九里投手は多彩な球種で的を絞らせず、ヒット2本に抑えて130球を投げ抜き、今シーズン初の完封勝利を挙げました。西武は投打に精彩を欠きました。


明日の予告先発投手

日本ハム(山崎福也)-巨人(戸郷)

(エスコンフィールド北海道)

楽天(早川)-広島(大瀬良)

(楽天モバイルパーク宮城)

西武(青山)-DeNA(濵口)

(ベルーナドーム)

ロッテ(種市)-中日(涌井)

(ZOZOマリンスタジアム)

オリックス(カスティーヨ)-ヤクルト(奥川)

(京セラドーム大阪)

ソフトバンク(モイネロ)-阪神(伊藤将司)

(みずほPayPayドーム)


プロ野球交流戦も大詰めです⚾