プロ野球は交流戦6試合が行われ、交流戦首位の楽天が巨人に勝ち、シーズン開幕直後の4月2日以来となる勝率5割復帰です。西武は、先発の隅田知一郎投手が99球で9回を投げきって完封勝利を挙げ、連敗を8で止めました。


楽天vs巨人は、楽天が5対4で勝ちました。◯勝ち:内投手3勝4敗▽セーブ:則本投手1勝15セーブ●負け:堀田投手3勝3敗◎ホームラン:楽天・フランコ選手2号。楽天は1回、辰己涼介選手のタイムリースリーベースと、鈴木大地選手のタイムリー、さらにフランコ選手のスリーランで5点を先制しました。先発の内投手は6回を2失点にまとめ、3勝目を挙げました。楽天は4月2日以来となる勝率5割復帰です。巨人は、先発の堀田投手が3回途中を5失点と役割を果たせませんでした。巨人は今シーズンワーストの5連敗となりました。


ソフトバンクvsヤクルトは、ヤクルトが9対3で勝ちました。◯勝ち:山野投手1勝●負け:大津投手4勝3敗◎ホームラン:ヤクルト・村上選手14号、サンタナ選手10号、オスナ選手8号/ソフトバンク・栗原選手5号。ヤクルトは0対1の4回、長岡選手のタイムリーで同点とし、ドラフト4位で入団したルーキーで、プロ初出場の18歳・鈴木選手の2点タイムリーで勝ち越しました。5回には、村上選手のスリーランなどでリードを広げました。先発の山野投手が7回1失点の好投で、今シーズン初登坂で初勝利を挙げました。ソフトバンクは、先発の大津投手が5回7失点と崩れました。


ロッテvsDeNAは、DeNAが13対3で勝ちました。◯勝ち:ケイ投手4勝4敗●負け:東妻投手1敗◎ホームラン:DeNA・オースティン選手6号。DeNAは1点を追う7回に、筒香選手の2点タイムリーツーベースなどで逆転し、さらに山本選手のタイムリーと佐野選手のタイムリーツーベースなどで、この回、6点を挙げました。9回には、オースティン選手のツーランなどで4点を加えて、今シーズン最多の13得点を挙げました。先発のケイ投手は6回3失点で4勝目。DeNAは3連勝です。ロッテは、リリーフ陣が崩れて3連敗です。


日本ハムvs中日は、日本ハムが7対0で勝ちました。◯勝ち:伊藤投手5勝1敗●負け:小笠原投手2勝6敗◎ホームラン:日本ハム・万波選手8号、郡司選手6号。日本ハムは1回、田宮選手のタイムリーと万波選手のスリーランで4点を先制し、終盤にも得点を重ねました。先発の伊藤投手は多彩な変化球で的を絞らせず、フォアボールなしで打たれたヒットも3本と、二塁を踏ませないピッチングで、今シーズン初完封勝利を挙げました。日本ハムの連敗は3で止まりました。中日先発の小笠原投手は1回に崩れました。


オリックスvs阪神は、オリックスが4対0で勝ちました。◯勝ち:エスピノーザ投手5勝3敗●負け:大竹投手4勝4敗。オリックスは4回、紅林選手と宗選手のタイムリーで3点を先制し、6回には、紅林選手の2打席連続のタイムリーとなるツーベースで追加点を奪いました。先発のエスピノーザ投手は6回、ワンアウトまてランナーを許さず、7回途中まで無失点に抑えて5勝目を挙げました。オリックスは7連勝です。阪神は、打線がヒット4本で連日の無得点とふるいませんでした。


西武vs広島は、西武が5対0で勝ちました。◯勝ち:隅田投手4勝5敗●負け:森下投手5勝3敗。西武は0対0の5回、元山選手のタイムリーで均衡を破り、西川選手のタイムリースリーベースなどで5点を奪いました。先発の隅田投手は伸びのあるストレートでヒット4本に抑え、99球で9回を投げきり、今シーズン初の完封勝利を挙げました。西武は連敗を8で止めました。広島は、先発の森下投手が今シーズン最短の5回でマウンドを降り、5失点で3敗目を喫しました。


明日の予告先発投手

日本ハム(福島)-中日(梅津)

(エスコンフィールド北海道)

楽天(藤井)-巨人(井上)

(楽天モバイルパーク宮城)

西武(ボー・タカハシ)-広島(九里)

(ベルーナドーム)

ロッテ(西野)-DeNA(大貫)

(ZOZOマリンスタジアム)

オリックス(田嶋)-阪神(西勇輝)

(京セラドーム大阪)

ソフトバンク(大関)-ヤクルト(高橋)

(みずほPayPayドーム)


日本野球機構は、おととい、雨天中止となっていた阪神vs日本ハム戦(甲子園)を今月18日に交流戦の振り替え試合として行われることになりました。