プロ野球は交流戦6試合が行われ、上半身の疲労回復の遅れのため出場選手登録を抹消されていたロッテの佐々木朗希投手がおよそ2週間ぶりとなる復帰登坂でセ・リーグ首位の広島を相手に6回1失点と好投し、5勝目を挙げました。


広島vsロッテは、ロッテが3対1で勝ちました。◯勝ち:佐々木投手5勝2敗▽セーブ:益田投手1勝2敗9セーブ●負け:玉村投手2敗。ロッテは1点を追う5回、相手のエラーで2点を挙げて逆転し、6回は佐藤選手のタイムリーヒットでリードを広げました。上半身の疲労回復の遅れのため出場選手登録を抹消されていた佐々木投手は、およそ2週間ぶりの復帰登坂で6回をヒット3本、9個?三振を奪い、自責点なしの1失点と好投し、5勝目を挙げました。前日に大瀬良投手のノーヒットノーランで快勝した広島は打線がつながらずに敗れ、連勝が3で止まりました。


巨人vsオリックスは、オリックスが5対0で勝ちました。◯勝ち:齋藤投手1勝●負け:グリフィン投手1勝2敗。オリックスは1回、西川選手のタイムリーヒットで先制し、4回には頓宮選手の2点タイムリー、8回にも頓宮選手2点タイムリーツーベースで追加点を挙げました。先発した19歳の齋藤投手は5回をヒット1本、三振6個を奪って無失点に抑え、プロ2年目で初勝利をあげました。オリックスは今シーズン初の4連勝です。巨人は打線が振るわず、2試合続けての完封負けです。


阪神vs西武は、阪神が4対1で勝ちました。◯勝ち:ビーズリー投手3勝●負け:高橋投手6敗。阪神は3回、中野選手のタイムリーツーベースと森下選手の2点タイムリーヒットで3点を先制し、5回には森下選手の2打席連続のタイムリーで1点を加えました。先発のビーズリー投手は力のある速球にキレのある変化球を交え、4安打1失点に抑えて最後まで投げ抜き、来日2年目で初の完投勝利を挙げました。西武は先発の高橋投手が5回4失点と役割を果たせず勝ち星なしの6敗目を喫し、チームは6連敗で負け越しが20となりました。


中日vs楽天は、楽天が7対2で勝ちました。◯勝ち:古謝投手1勝1敗●負け:メヒア投手3勝3敗◎ホームラン:楽天・小郷選手4号、中日・福永選手1号。楽天は2点を先制された直後の2回、渡邊佳明選手と太田選手のタイムリーヒットで追いついたあと、小郷選手が満塁ホームランを打って勝ち越しました。先発したドラフト1位ルーキーの古謝投手は6回を9安打2失点と粘り強く投げ、2試合目の登坂でプロ初勝利を挙げました。楽天は今シーズン初の5連勝です。中日は先発のメヒア投手が4回途中7失点と崩れました。


DeNAvsソフトバンクは、ソフトバンクが5対3で勝ちました。◯勝ち:松本裕樹投手2勝1セーブ▽セーブ:オスナ投手2敗15セーブ●負け:森原投手1勝2敗14セーブ◎ホームラン:ソフトバンク・嶺井選手1号、DeNA・オースティン選手5号。ソフトバンクは同点の9回、内野安打と送りバントでワンアウト二塁として今宮選手のタイムリーヒットで勝ち越し、さらに代打・佐藤直樹選手のタイムリーで1点を加えました。ソフトバンクは勝ち越しを今シーズン最多の21としました。DeNAは8回にオースティン選手のスリーランで3点差を追いつきましたが、抑えの森原投手が打たれ、4連敗となりました。


ヤクルトvs日本ハムは、ヤクルトが6対3で勝ちました。◯勝ち:サイスニード投手1勝2敗▽セーブ:田口投手1勝2セーブ●負け:金村投手1勝2敗◎ホームラン:ヤクルト・サンタナ選手9号、松本直樹選手1号、日本ハム・万波選手7号。ヤクルトは1点を追う4回、サンタナ選手の2試合連続ホームランとなるスリーランで逆転し、7回は松本直樹選手のスリーランで突き放しました。開幕投手で唯一勝ちがなかった先発のサイスニード投手は6回1失点の好投で今シーズン10試合目の登坂で初勝利をあげました。日本ハムは投手陣がフォアボールでランナーをためたあと、ホームランを打たれたのが響きました。


明日の予告先発投手

巨人(菅野)-オリックス(佐藤)

(東京ドーム)

ヤクルト(ヤフーレ)-日本ハム(加藤貴之)

(神宮球場)

DeNA(石田裕太郞)-ソフトバンク(和田)

(横浜スタジアム)

中日(松葉)-楽天(岸)

(バンテリンドームナゴヤ)

阪神(才木)-西武(渡邉)

(甲子園)

広島(アドゥワ)-ロッテ(メルセデス)

(マツダスタジアム)


プロ野球交流戦も後半戦です⚾