プロ野球は交流戦6試合が行われ、ソフトバンクが中日に勝って5連勝とし、勝ち越しを今シーズン最多の20としました。


巨人vsロッテは、ロッテが4対3で勝ちました。◯勝ち:種市投手4勝3敗▽セーブ:益田投手1勝2敗8セーブ●負け:堀田投手3勝2敗◎ホームラン:ロッテ・ソト選手6号。ロッテは4回、ソト選手のスリーランホームランで先制し、9回にも佐藤選手のタイムリーツーベースで1点を加えました。先発の種市投手は威力のある速球をコントロールよく決め、8回を投げ4安打無失点、9個の三振を奪う力投で4勝目を挙げました。ロッテは日本ハムに代わってゲーム差なしの2位に浮上しました。巨人は9回にロッテのリリーフ陣から3点を奪って1点差に迫りましたが、及びませんでした。


広島vs日本ハムは、広島が6対0で勝ちました。◯勝ち:森下投手5勝2敗●負け:伊藤投手4勝1敗◎ホームラン:広島・秋山選手2号。広島は1回、秋山選手が歴代単独9位となる通算23本目の先頭打者ホームランを打って先制し、6回は田中選手の犠牲フライなどで2点を追加しました。先発の森下投手は8回まで投げて、フォアボールを与えず5安打無失点に抑えて5勝目を挙げました。広島は連敗を5で止めました。日本ハムは今シーズン2回目の完封負けで、先発の伊藤投手は7回3失点と粘りましたが、初黒星を喫しました。


阪神vs楽天は、楽天が3対2で勝ちました。◯勝ち:渡辺翔太投手3勝▽セーブ:則本投手1勝13セーブ●負け:岩崎投手2勝3敗8セーブ◎ホームラン:楽天・小郷選手3号。楽天は2点を追う8回、内野ゴロの間に1点を返し、9回にはツーアウト二塁から小郷選手がツーランホームランを打って逆転しました。3人目の渡辺翔太投手が8回の1イニングを3人で抑え、3勝目をあげました。阪神は抑えの岩崎投手が勝利を目前にして痛恨の一打を浴びました。


DeNAvsオリックスは、オリックスが2対1で勝ちました。◯勝ち:田嶋投手3勝2敗▽セーブ:マチャド投手2勝1敗4セーブ●負け:ジャクソン投手2勝5敗◎ホームラン:オリックス・太田選手1号、DeNA・蛯名選手3号。オリックスは1点を追う5回、太田選手の今シーズン初ホームランとなるツーランで逆転しました。先発の田嶋投手は5回を7安打1失点と粘り、4月23日以来の3勝目を挙げました。6回以降は小刻みな投手リレーで逃げきったオリックスが連敗を3で止めました。DeNAは、1回に蛯名選手の先頭打者ホームランであげた1点にとどまりました。


中日vsソフトバンクは、ソフトバンクが5対1で勝ちました。◯勝ち:大関投手3勝●負け:小笠原投手2勝5敗。ソフトバンクは2回に海野選手のタイムリーヒットで先制。3回は近藤選手の2点タイムリーツーベースと柳町選手のタイムリーのあと、ルーキーの廣瀬選手もプロ初打点となるタイムリーを打ってリードを広げました。先発の大関投手は5回を4安打無失点で3勝目をあげ、ソフトバンクは5連勝で勝ち越しを20としました。中日は先発の小笠原投手が序盤に崩れました。


ヤクルトvs西武は、ヤクルトが7対2で勝ちました。◯勝ち:小川投手2勝2敗●負け:隅田投手3勝5敗◎ホームラン:ヤクルト・オスナ選手7号、サンタナ選手3号。ヤクルトは1点を追う6回、サンタナ選手の2点タイムリーヒットとオスナ選手のスリーランで一挙5点を奪って逆転し、8回には武岡選手のツーランでリードを広げました。先発の小川投手はコントロールよく7回途中まで投げて2失点に抑え、4月26日以来の2勝目をマークしました。ヤクルトは3連勝です。西武はチャンスを生かし切れず3連敗となりました。


明日の予告先発投手

巨人(井上)-ロッテ(西野)

(東京ドーム)

ヤクルト(高橋奎二)-西武(菅井)

(神宮球場)

DeNA(石田健大)-オリックス(高島)

(横浜スタジアム)

中日(柳)-ソフトバンク(東浜)

(バンテリンドームナゴヤ)

阪神(西勇輝)-楽天(藤井)

(甲子園)

広島(九里)-日本ハム(鈴木)

(マツダスタジアム)


6月4日(火曜日)のヒーローインタビューです。