プロ野球は交流戦6試合が行われ、3試合がサヨナラでの決着となりました。ロッテが延長10回、相手の押し出しのフォアボールでサヨナラ勝ちし、引き分けをはさみ19年ぶりとなる10連勝です。


ロッテvs阪神は、延長10回、ロッテが5対4でサヨナラ勝ちしました。◯勝ち:鈴木投手1勝3セーブ●負け:漆原投手2敗◎ホームラン:阪神・前川選手1号。ロッテは1点を追う9回、高部選手の犠牲フライで追いつき、延長10回、ツーアウト満塁で小川選手が押し出しのフォアボールを選んでサヨナラ勝ちしました。3試合続けて土壇場の9回に追いつく粘りを見せたロッテが延長戦を制し、引き分けをはさみ19年ぶりの10連勝としました。阪神は9回にゲラ投手、10回は漆原投手が失点し、今シーズン初の4連敗です。


ソフトバンクvs広島は、ソフトバンクが2対1で勝ちました。◯勝ち:松本裕樹投手1勝▽セーブ:オスナ投手2敗13セーブ●負け:島内投手3勝2敗◎ホームラン:広島・菊池選手3号。1回に1点を先制されたソフトバンクはその裏、今宮選手のタイムリーツーベースですぐに追いつき、そのまま1対1で迎えた8回に栗原選手の犠牲フライで勝ち越しました。8回に2人目で登坂した松本裕樹投手がピンチを招きながら無失点に抑えて今シーズン初勝利をあげました。広島は2人目の島内投手が打たれました。


日本ハムvsDeNAは、延長10回、DeNAが4対3で勝ちました。◯勝ち:森原投手1勝1敗12セーブ▽セーブ:ウィック投手1セーブ●負け:河野投手1勝2敗◎ホームラン:DeNA・筒香選手4号、オースティン選手3号、日本ハム・郡司選手5号、水野選手3号。DeNAは2対3の9回、ワンアウトからオースティン選手のソロホームランで追いつき、延長10回、ツーアウト一塁二塁から森敬斗選手のタイムリーヒットで勝ち越しました。4人目の森原投手が今シーズン初勝利をあげ、ウィック投手は来日初セーブです。日本ハムは先発の金村投手が8回2失点と好投し、8回裏に1点を勝ち越しましたが、抑えの田中正義投手などリリーフ陣が打たれました。


オリックスvs中日は、オリックスが2対1でサヨナラ勝ちしました。◯勝ち:マチャド投手2勝1敗3セーブ●負け:松山投手2敗。オリックスは1対1の9回、先頭の宜保選手のヒットなどで、この回から登坂した松山投手を攻めてワンアウト一塁三塁とし、宗選手の犠牲フライで試合を決めました。オリックスは今シーズン4回目のサヨナラ勝ちです。中日は先発の涌井投手が7回1失点と好投しましたが、打線がヒット2本と振るわず、得点は内野ゴロの1点だけで3連敗となりました。


楽天vsヤクルトは、楽天が5対3で逆転サヨナラ勝ちしました。◯勝ち:渡辺翔太投手2勝●負け:エスパーダ投手2敗◎ホームラン:楽天・フランコ選手1号。楽天は1点を追う9回、ワンアウトから小深田選手と小郷選手の連続ヒットで一塁二塁とし、フランコ選手のスリーランで逆転サヨナラ勝ちしました。楽天は今シーズン初の3連勝です。ヤクルトは先発したサイスニード投手が7回途中2失点と好投しましたが、逃げ切りに失敗し2つの引き分けをはさんで4連敗です。


西武vs巨人は、巨人が4対1で勝ちました。◯勝ち:戸郷投手5勝2敗▽セーブ:西舘投手1勝2敗1セーブ●負け:高橋投手5敗◎ホームラン:西武・中村剛也選手7号。巨人は3回、吉川選手のタイムリーツーベースと坂本選手のタイムリーで2点を先制。4回に立岡選手のタイムリー、5回にも岡本和真選手のタイムリーでリードを広げました。前回登坂でノーヒットノーランを達成した先発の戸郷投手はテンポのよいピッチングで7回を投げ、中村剛也選手のホームランによる1失点で5勝目を挙げました。ルーキー西舘投手がプロ初セーブをあげ、巨人は3連勝です。西武先発の高橋投手は4回途中でヒット8本3失点と崩れ、開幕5連敗です。


明日の予告先発投手

日本ハム(加藤貴之)-DeNA(中川颯)

(エスコンフィールド北海道)

楽天(松井)-ヤクルト(ヤフーレ)

(楽天モバイルパーク宮城)

西武(渡邉)-巨人(又木)

(ベルーナドーム)

ロッテ(田中晴也)-阪神(ビーズリー)

(ZOZOマリンスタジアム)

オリックス(東)-中日(メヒア)

(京セラドーム大阪)

ソフトバンク(大津)-広島(玉村)

(みずほPayPayドーム)


昨日(5月30日)のヒーローインタビューです。