大相撲夏場所の各段優勝は、幕下は熊本市出身の十両経験者・藤青雲が7戦全勝で初の幕下優勝しました。序二段は、25歳の朝東が7戦全勝で優勝を果たしました。三段目と序ノ口は千秋楽に優勝決定戦が行われます。


【十両】

●白鷹山(寄り切り)伯桜鵬◯、◯千代丸(突き落とし)島津海●、●獅司(つきひざ)對馬洋◯、●紫雷(上手出し投げ)若隆景◯、●風賢央(小手投げ)北の若◯、◯輝(寄り切り)玉正鳳●、●白熊(突き落とし)朝紅龍◯、●東白龍(送り倒し)栃大海◯、●志摩ノ海(寄り切り)千代翔馬◯、●遠藤(浴びせ倒し)阿武剋◯、●英乃海(突き落とし)大翔鵬◯、◯武将山(押し出し)千代栄●、◯欧勝海(寄り切り)妙義龍●、◯大奄美(押し出し)碧山●


獅司に對馬洋は、物言いがつき、行司軍配差し違えで對馬洋の勝ちでした。


新十両の栃大海は勝ち越しが決まりました。


十両の白熊と獅司と英乃海と千代栄は負け越しが決まってしまいました。


十両は、若隆景と阿武剋が1敗で並び、遠藤が2敗で追う展開で十両優勝争いは千秋楽です。明日は、若隆景と阿武剋の1敗どうしの対戦が組まれました。2敗の遠藤は志摩ノ海と対戦です。


大相撲夏場所13日目は、大関・琴櫻は平幕の湘南乃海との3敗どうしの一番を制しました。これで幕内のトップは、琴櫻と同じく勝った新小結・大の里の2人となりました。夏場所は13日目の24日、3敗でトップに並ぶ4人のうち、大関・琴櫻と平幕の湘南乃海が直接対決しました。琴櫻は立ち合いで低く当たってきた湘南乃海に対して、横に動いて上手を取り、そのまま上手出し投げで勝ち、3敗を守りました。残る3敗のうち、新小結の大の里は平幕・宇良との初顔合わせの一番でした。大の里は、頭を低くして攻めこもうとした宇良を突き起こし、そのまま一気に土俵の外に押し出しました。同じく3敗の平幕の欧勝馬は関脇・若元春に敗れて4敗に後退しました。これで13日目を終えて幕内のトップの3敗は琴櫻と大の里の2人となり、4敗は大関・豊昇龍、関脇・阿炎、平幕の大栄翔、湘南乃海、欧勝馬の5人となりました。


【幕内】

◯一山本(突き出し)剣翔●、◯狼雅(送り出し)北勝富士●、◯佐田の海(寄り切り)時疾風●、●宝富士(突き出し)金峰山◯、◯竜電(寄り切り)正代●、◯美ノ海(押し出し)琴勝峰●、◯隆の勝(押し出し)友風●、●王鵬(押し出し)玉鷲◯、●錦富士(押し出し)翔猿◯、◯錦木(寄り切り)豪ノ山●、◯平戸海(突き落とし)高安●、●御嶽海(押し出し)大栄翔◯、◯熱海富士(はたき込み)阿武咲●、●宇良(押し出し)大の里◯、●明生(突き落とし)阿炎◯、◯若元春(押し出し)欧勝馬●、●湘南乃海(上手出し投げ)琴櫻◯、◯豊昇龍(小手投げ)翠富士●


佐田の海が勝ち越しです。


新入幕の時疾風は負け越しました。


金峰山が勝ち越しました。


竜電が勝ち越しました。


正代は負け越しです。


美ノ海が勝ち越しました。


豪ノ山は負け越しました。


阿武咲は負け越しました。


新小結の大の里が3敗を守りました。


新入幕の欧勝馬は4敗に後退しました。


湘南乃海に大関・琴櫻の3敗どうしの対戦は、琴櫻が上手出し投げで勝ちました。


翠富士は負け越しました。


明日の幕内の取組は、3敗の大関・琴櫻は結びの一番で4敗の関脇・阿炎と、3敗の新小結の大の里は4敗の平幕の湘南乃海との対戦が組まれました。


日本相撲協会は今日、大相撲の夏巡業の日程を発表しました。


プロ野球は6試合が行われ、セ・リーグは、巨人の戸郷翔征投手が阪神戦でプロ野球史上89人目、101回目となるノーヒットノーランを達成しました。パ・リーグは、ロッテの佐々木朗希投手が2試合で33点を挙げていた好調のソフトバンク打線を相手に7回1失点と好投し、4勝目を挙げました。


阪神vs巨人は、巨人が1対0で勝ちました。◯勝ち:戸郷投手4勝2敗●負け:及川投手1敗。巨人は5回、ルーキー泉口選手のタイムリーヒットで1点を先制しました。先発した戸郷投手は、力強い速球にフォークボールを交えてヒットを許さず、フォークボール1つで123球を投げ切り、自身初、プロ野球史上89人目となるノーヒットノーランを達成しました。巨人は、引き分けをはさんだ連敗を4で止めました。阪神は9回、ノーアウトで出たフォアボールのランナーを送りバントで二塁に進め、一打同点のチャンスを作りましたが、最後は中野選手が空振り三振に倒れました。


DeNAvs広島は、延長10回、広島が5対2で勝ちました。◯勝ち:島内投手3勝1敗▽セーブ:栗林投手1敗13セーブ●負け:伊勢投手2敗◎ホームラン:広島・小園選手1号、末包選手3号、野間選手1号。広島は、1対1の延長10回、ツーアウトから小園選手、末包選手の連続ホームランと野間選手のツーランで4点を勝ち越しました。4人目の島内投手が3勝目です。DeNAは、先発の東克樹投手が8回1失点と好投しましたが、10回に登坂したリリーフ陣が3本のホームランを浴び、連勝は3で止まりました。


中日vsヤクルトは、延長10回、ヤクルトが5対2で勝ちました。◯勝ち:山本投手2勝▽セーブ:石山投手1勝5セーブ●負け:マルティネス投手1敗13セーブ◎ホームラン:ヤクルト・村上選手12号。ヤクルトは2対2の延長10回、西川選手が押し出しフォアボールを選び、代打・川端選手のタイムリーなどで3点を勝ち越しました。5人目の山本投手が2勝目を挙げました。ヤクルトの連敗は5で止まりました。中日は終盤に、木下選手のタイムリーと細川選手のタイムリーツーベースで追いつきましたが、5人目のマルティネス投手はコントロールが定まらず、今シーズン初黒星を喫しました。


ロッテvsソフトバンクは、ロッテが3対1で勝ちました。◯勝ち:佐々木投手4勝2敗▽セーブ:益田投手1勝2敗6セーブ●負け:モイネロ投手2勝2敗。ロッテは1点を追う2回、岡選手のタイムリーヒットなどで2対1止め逆転し、5回に高部選手のタイムリーで1点を追加しました。先発の佐々木投手は7回1失点、三振8個を奪う好投で4勝目を挙げました。ロッテは引き分けをはさみ6連勝です。ソフトバンクは、1回に近藤選手のタイムリーツーベースで先制しましたが、得点は、この1点にとどまり連勝が6で止まりました。


楽天vs日本ハムは、延長10回、日本ハムが4対3で勝ちました。◯勝ち:田中正義投手2勝10セーブ▽セーブ:杉浦投手1勝2セーブ●負け:宋投手1勝1敗◎ホームラン:楽天・小郷選手2号。日本ハムは延長10回、ツーアウト三塁から松本剛選手のショートゴロを、楽天の伊藤裕季也選手がエラーして勝ち越しました。9回に登坂した3人目の田中正義投手が2点のリードを守れませんでしたが、打線の援護で2勝目を挙げました。楽天は、先発の早川投手が8回1失点、三振8つを奪いましたが、リリーフ陣がふんばれず、チームは5連敗です。


西武vsオリックスは、オリックスが9対6で勝ちました。◯勝ち:本田投手2勝▽セーブ:マチャド投手1勝3セーブ●負け:アブレイユ投手1勝4敗8セーブ。オリックスは同点の9回、森選手の2点タイムリーツーベースと、宗選手の満塁のランナーをすべてかえすタイムリースリーベースで一挙に5点を奪いました。3人目で、8回の1イニングを三者凡退に抑えた本田投手が2試合連続で白星を挙げました。西武は3点を先制しながら、投手陣が崩れ、投打がかみ合わずに今シーズンワーストの8連敗です。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

DeNA(中川颯)-広島(玉村)

(横浜スタジアム)

中日(メヒア)-ヤクルト(ヤフーレ)

(バンテリンドームナゴヤ)

阪神(ビーズリー)-巨人(赤星)

(甲子園)


明日の予告先発投手(パ・リーグ)

楽天(古謝)-日本ハム(加藤貴之)

(楽天モバイルパーク宮城)

西武(渡邉)-オリックス(曽谷)

(ベルーナドーム)

ロッテ(メルセデス)-ソフトバンク(大津)

(ZOZOマリンスタジアム)


プロ野球、巨人の戸郷翔征投手が24日夜、甲子園球場で行われた阪神戦でノーヒットノーランを達成しました。プロ野球でのノーヒットノーランは、当時オリックスの山本由伸投手が去年9月9日に達成して以来、史上89人目、101回目で、今シーズンでは初めてとなります。巨人のピッチャーが甲子園球場での伝統の一戦でノーヒットノーランを達成したのは1リーグ時代の1936年9月25日に沢村栄治さんがプロ野球史上初めて達成して以来、88年ぶりでした。