新型コロナウイルスに感染したため、大相撲夏場所を中日8日目から休場していた十両の伯桜鵬が13日目の24日から再び出場することになりました。20歳の伯桜鵬は、去年7月の名古屋場所で昭和以降では歴代最速に並ぶ所要3場所で新入幕を果たし、この場所では幕内優勝争いに加わりましたが、その後に左肩を手術して、一時は幕下まで番付を落としました。西の十両8枚目で臨んだ今場所は、新型コロナウイルスの感染でおよそ5日間の安静と療養を要すると診断され、中日8日目から休場していました。そして、13日目の24日から再び出場することになり、白鷹山との取組が組まれました。伯桜鵬はここまで3勝5敗4つの休みですでに夏場所の負け越しは決まっています。


【十両】

●千代丸(突き出し)荒篤山◯、●白鷹山(押し出し)風賢央◯、●碧山(突き落とし)千代栄◯、●玉正鳳(はたき込み)欧勝海◯、◯對馬洋(上手投げ)英乃海●、●島津海(押し出し)栃大海◯、◯阿武剋(送り出し)東白龍●、●朝紅龍(上手投げ)北の若◯、●輝(突き落とし)遠藤◯、●千代翔馬(上手出し投げ)若隆景◯、◯白熊(押し出し)武将山●、●大翔鵬(寄り切り)紫雷◯、●志摩ノ海(寄り切り)大奄美◯、●妙義龍(小手投げ)獅司◯


朝紅龍に北の若は、物言いがついて取り直しで北の若の勝ちでした。


十両の島津海は負け越しが決まってしまいました。


十両は、遠藤、若隆景、阿武剋が1敗でトップに並び、2敗がいなくなり、千代翔馬が3敗です。


大相撲夏場所12日目は、2敗で単独トップに立っていた平幕の湘南乃海が敗れたため、3敗のトップに4人が並びました。12日目を終えて、トップが3敗になるのは21年前の平成15年名古屋場所以来です。夏場所は11日目を終えて、幕内は、2敗で湘南乃海が単独トップ、3敗で大関・琴櫻や新小結の大の里など6人が追う展開となっていました。湘南乃海は12日目の23日、関脇・阿炎と対戦し、突き押しにこらえながら前に攻めていきましたが、はたきにいったところで体勢を崩し、押し出しで敗れました。また、幕内初優勝を目指す大関・琴櫻は関脇・若元春と結びの一番で対戦し、若元春が得意とする左四つから土俵際に追い込まれたものの、投げの打ち合いを制して勝ち、3敗を守りました。そして、新三役としては67年ぶりの幕内優勝を目指す大の里は、同じく3敗の宝富士を一気に押し出して勝ちました。このほかの3敗の力士では、新入幕の欧勝馬が大関経験者の正代に勝った一方、大関経験者の御嶽海が大関・豊昇龍に、三役復帰を目指す大栄翔が明生に敗れました。この結果、12日目を終えて、琴櫻、大の里、湘南乃海、欧勝馬の4人が3敗でトップに並びました。12日目を終えてトップが3敗となるのは、大関・魁皇や千代大海など6人が並んだ、21年前の平成15年名古屋場所以来となります。


【幕内】

●竜電(押し倒し)一山本◯、●錦富士(上手出し投げ)狼雅◯、●美ノ海(上手投げ)佐田の海◯、◯北勝富士(押し倒し)剣翔●、●友風(押し出し)玉鷲◯、●正代(はたき込み)欧勝馬◯、◯時疾風(寄り切り)錦木●、●翠富士(突き出し)金峰山◯、●隆の勝(突き落とし)阿武咲◯、●宇良(小手投げ)琴勝峰◯、●翔猿(はたき込み)高安◯、●豪ノ山(押し倒し)平戸海◯、●王鵬(押し倒し)熱海富士◯、●大栄翔(突き出し)明生◯、◯大の里(押し出し)宝富士●、◯阿炎(押し出し)湘南乃海●、●御嶽海(寄り切り)豊昇龍◯、◯琴櫻(すくい投げ)若元春●


錦富士は負け越しが決まりました。


正代に新入幕の欧勝馬は、物言いがつきましたが、行司軍配通り欧勝馬が勝って3敗を守りました。


琴勝峰が勝ち越しを決めました。


翔猿は負け越しです。


王鵬は負け越しとなりました。


明生が勝ち越しを決めました。


新小結の大の里と宝富士の3敗どうしの一番は、大の里が押し出しで勝ちました。


湘南乃海は3敗に後退しました。


大関・豊昇龍が勝ち越しを決めました。


大関・琴櫻に関脇・若元春は、物言いがつきましたが、行司軍配通り琴櫻が勝って3敗を守りました。


プロ野球は3試合が行われ、セ・リーグ首位の阪神と2位の広島の対戦は、阪神が競り勝ってカード3連戦を勝ち越しました。


日本ハムvsオリックスは、オリックスが9対3で勝ちました。◯勝ち:本田投手1勝●負け:上原投手2敗◎ホームラン:オリックス・若月選手1号/日本ハム・マルティネス選手5号とオリックスは1回、森選手や西川選手のタイムリーなど、5連続ヒットで3点を先行しました。続く2回にも、森選手のタイムリーヒットなどて3点を追加し、5回には若月選手がツーランを打ちリードを広げました。4人目で投げた本田投手が今シーズン初勝利を挙げました。日本ハムは、二軍の調整を経て一軍の出場選手に登録されたばかりの上原投手が先発しましたが、2回途中6失点と結果を残せませんでした。


広島vs阪神は、阪神が2対1で勝ちました。◯勝ち:西勇輝投手2勝1敗▽セーブ:ゲラ投手2敗7セーブ●負け:ハッチ投手3敗。阪神は1回、大山選手のタイムリーヒットで先制し、7回には森下選手の犠牲フライで追加点を挙げました。先発の西勇輝投手は落ち着いたピッチングで、バックの攻守にも支えられ6回を無失点に抑えて2勝目。7回からは、3人のリリーフ投手で逃げきりました。広島は、2試合連続で1得点に終わり、投手陣の粘りに応えられませんでした。


ヤクルトvsDeNAは、DeNAが5対3で勝ちました。◯勝ち:石田健大投手2勝2敗▽セーブ:森原投手1敗12セーブ●負け:高橋投手1勝2敗◎ホームラン:DeNA・オースティン選手2号/ヤクルト・村上選手11号、サンタナ選手6号。DeNAは1回、4番に入ったオースティン選手1号タイムリーヒットで先制。オースティン選手は4回にソロホームラン、5回にはタイムリーツーベースと3打点の活躍でした。先発の石田健大投手は、7回2失点の好投で2勝目を挙げました。DeNAは今シーズン初の同一カード3連勝です。ヤクルトは、7回に村上選手とサンタナ選手の2者連続ホームランで追い上げましたが及ばず、今シーズン初の5連敗です。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

DeNA(東克樹)-広島(大瀬良)

(横浜スタジアム)

中日(涌井)-ヤクルト(サイスニード)

(バンテリンドームナゴヤ)

阪神(及川)-巨人(戸郷)

(甲子園)


明日の予告先発投手(パ・リーグ)

楽天(早川)-日本ハム(金村)

(楽天生命パーク宮城)

西武(高橋光成)-オリックス(東)

(ベルーナドーム)

ロッテ(佐々木朗希)-ソフトバンク(モイネロ)

(ZOZOマリンスタジアム)


プロ野球も熱戦です⚾