【十両】

●北はり磨(押し出し)栃大海◯、◯風賢央(寄り切り)欧勝海●、◯阿武剋(寄り切り)志摩ノ海●、◯千代丸(押し出し)紫雷●、◯白鷹山(押し出し)對馬洋●、●玉正鳳(はたき込み)碧山◯、●千代栄(はたき込み)東白龍◯、●朝紅龍(寄り切り)英乃海◯、●島津海(上手投げ)遠藤◯、◯千代翔馬(上手投げ)白熊●、●輝(押し出し)武将山◯、●大翔鵬(押し出し)獅司◯、◯若隆景(上手出し投げ)大奄美●、◯妙義龍(突き落とし)北の若●


輝に武将山は、物言いがつき、行司軍配差し違えで武将山の勝ちでした。


十両の千代翔馬は勝ち越しが決まりました。


十両の欧勝海は負け越しが決まってしまいました。


十両は、遠藤が10連勝、若隆景と阿武剋が1敗、千代翔馬と志摩ノ海が2敗です。


大相撲夏場所10日目は、新小結の大の里は平幕の豪ノ山に勝って三役以上では唯一、2敗を守り、勝ち越しました。夏場所は9日目を終えて、早くも1敗がいなくなり、大関・琴櫻や新小結の大の里など5人が2敗でトップに並んでいました。20日、平幕の平戸海に敗れ、2敗目を喫した大の里は10日目の21日、平幕の豪ノ山と対戦しました。大の里は得意の右を差そうとしたところを防がれましたが、すぐに突き押しに切り替えると豪ノ山を一気に土俵際まで押し込み、押し倒しで勝って2敗を守り、勝ち越しました。琴櫻は結びの一番で20日から再出場し、大関・豊昇龍の勝った高安と対戦しました。琴櫻は、高安に左の上手を取られて上手投げで敗れ、3敗に後退しました。このほか、湘南乃海が翠富士に、宝富士が一山本に勝ってそれぞれ2敗を守って勝ち越し、大の里と合わせて3人がトップに並んでいます。


【幕内】

◯欧勝馬(はたき込み)竜電●、◯狼雅(押し出し)水戸龍●、◯美ノ海(下手出し投げ)友風●、◯宝富士(寄り切り)一山本●、◯錦富士(突き出し)剣翔●、●時疾風(押し出し)玉鷲◯、◯正代(突き落とし)北勝富士●、●佐田の海(はたき込み)隆の勝◯、◯金峰山(下手投げ)錦木●、●御嶽海(押し出し)琴勝峰◯、●翠富士(押し出し)湘南乃海◯、◯明生(はたき込み)平戸海●、●翔猿(押し出し)熱海富士◯、◯大栄翔(押し出し)王鵬●、◯大の里(押し倒し)豪ノ山●、◯阿炎(押し倒し)宇良●、●阿武咲(上手出し投げ)豊昇龍◯、●琴櫻(上手投げ)高安◯


水戸龍は負け越しが決まりました。


宝富士が幕内では去年の名古屋場所以来となる勝ち越しを決めました。


湘南乃海が春場所に続いての勝ち越しを決めました。


新小結・大の里が勝ち越しを決めました。


20日に再出場した高安は2日続けて大関を破り、大関・琴櫻は3敗に後退しました。


大相撲夏場所で右足の親指を痛めて7日目から休場していた関脇・若元春が11日目の22日から再び出場することになりました。若元春は夏場所6日目、三役経験者の大栄翔に突き落としで敗れた一番で右足の親指にある関節のじん帯を損傷し、全治1週間から2週間と診断されて7日目から休場していました。師匠の荒汐親方は「今後の状態を見て再出場するかどうか検討する」と話していましたが、11日目の22日、平幕の平戸海との取組が組まれ、再び出場することになりました。若元春はここまで3勝4敗、3つの休みとなっていて、あと1敗で負け越しとなります。


プロ野球は6試合が行われ、パ・リーグ首位のソフトバンクを23安打で21得点と強力打線が力を見せて楽天に大勝し、今シーズン3回目の5連勝です。セ・リーグは2位の広島が首位阪神との直接対決に勝ち、ゲーム差を0.5に縮めました。(22:48分追記あり)


ソフトバンクvs楽天は、ソフトバンクが21対0で勝ちました。◯勝ち:有原投手4勝3敗。●負け:ポンセ投手3勝3敗。◎ホームラン:ソフトバンク・栗原選手1号、2号、海野選手1号。ソフトバンクは2回、3者連続のタイムリーツーベースを含むヒット8本で一挙7点を先制しました。さらに4回には今宮0がプロ野球で78年ぶりとなる1イニング2本のスリーベースヒットを打つなど、2回目の打者一巡の猛攻で10点を奪いました。先制のタイムリーツーベースで大量点の口火を切った栗原選手は2本のホームランを含む4安打6打点の活躍でした。ソフトバンクは23安打21得点で大勝し、今シーズン3回目の5連勝です。マウンドにあがった投手がごとごとく打ち込まれた楽天は3連敗で、負け越しが今シーズン最多の6となりました。


日本ハムvsオリックスは、日本ハムが5対4で勝ちました。◯勝ち:山崎投手5勝1敗。▽セーブ:田中正義投手1敗10セーブ。●負け:エスピノーザ投手4勝2敗。◎ホームラン:日本ハム・水野選手2号。日本ハムは3点を追う3回、中島選手、郡司選手、水谷選手の3本のタイムリーヒットで同点に追いつき、続く4回に水野選手のツーランホームランで勝ち越しました。古巣との初対戦となった先発の山崎投手は6回途中4失点ながらリーグ単独トップの5勝目を挙げ、9回を3人で抑えて1点のリードを守った田中正義投手は二桁セーブに達しました。オリックスは先発のエスピノーザ投手が5回5失点と誤算でした。


西武vsロッテは、ロッテが5対3で勝ちました。◯勝ち:西野投手4勝3敗。▽セーブ:益田投手1勝2敗5セーブ。●負け:今井投手3勝1敗。ロッテは1回、ソト選手のタイムリーヒットで先制し、さらに満塁から中村奨吾選手のツーベースなど3者連続タイムリーでこの回一挙5点を奪いました。先発の西野投手は6回を2失点に抑えて4勝目。ロッテは4連勝で、西武戦7連勝としました。西武は先発の今井投手が立ち上がりを崩れて今シーズン初黒星を喫し、チームは6連敗です。


広島vs阪神は、広島が6対2で勝ちました。◯勝ち:床田投手5勝2敗。●負け:村上投手2勝4敗。◎ホームラン:広島・末包選手2号。広島は1回、野間選手のタイムリーヒットで先制し2回は林選手のタイムリー、3回には末包選手が2試合連続のスリーランホームランを打ち、序盤に得点を重ねました。先発の床田投手は8回途中まで投げ2失点でリーグトップに並ぶ5勝目を挙げました。広島は4連勝です。阪神は先発の村上投手が東洋大時代の先輩・末包選手にホームランを打たれるなど、5回5失点で負け投手になりました。


巨人vs中日は、延長12回、1対1で規定により引き分けました。◎ホームラン:中日・田中選手1号。両チームの先発投手が好投しました。巨人の山崎伊織投手は今シーズン初めてホームランを打たれましたが、8回途中まで1失点に抑えました。中日の高橋宏斗投手も6回をヒット5本無失点でした。中日は7回、2年目の田中選手のプロ初ホームランで先制したのに対し、巨人はその裏、ヒットのあと盗塁と送りバントでランナーを三塁に進め、吉川選手の犠牲フライで追いつきました。その後は両チームともに決め手を欠き、延長12回で引き分けました。


ヤクルトvsDeNAは、DeNAが7対0で勝ちました。◯勝ち:ケイ投手2勝4敗。●負け:小川投手1勝2敗。◎ホームラン:DeNA・佐野選手2号、宮崎選手3号。DeNAはけがで離脱した牧選手に代わって先発出場した2年目の林選手の2点タイムリースリーベースで先制し、3回には佐野選手と宮崎選手のソロホームランでリードを広げました。先発のケイ投手はコントロールよく、来日してから最も長い8回を投げ4安打無失点で2勝目を挙げました。ヤクルトは先発の小川投手が5回4失点と崩れ、打線も振るわず完封負けを喫して3連敗となりました。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

巨人(堀田)-中日(小笠原)

(東京ドーム)

ヤクルト(小澤)-DeNA(ジャクソン)

(神宮球場)

広島(森下)-阪神(大竹)

(マツダスタジアム)


明日の予告先発投手(パ・リーグ)

日本ハム(福島)-オリックス(カスティーヨ)

(エスコンフィールド北海道)

西武(隅田)-ロッテ(種市)

(ベルーナドーム)

ソフトバンク(和田)-楽天(荘司)

(京セラドーム大阪)


プロ野球・ソフトバンクの今宮健太選手が21日夜、本拠地のみずほPayPayドーム福岡で行われた楽天戦でプロ野球記録に並ぶ1イニング2本のスリーベースヒットを打ちました。1イニング2本のスリーベースヒットは2リーグ制になってからは初めてで1リーグ時代を含めると78年ぶり、プロ野球史上3人目です。