プロ野球は6試合が行われ、西武はドラフト1位ルーキーの武内夏暉投手が8回を無失点に抑える力投で2勝目を挙げ、チームは今シーズン7回目の対戦で初めてソフトバンクに勝ちました。


西武vsソフトバンクは、西武が1対0で勝ちました。◯勝ち:武内投手2勝▽セーブ:アブレイユ投手1勝2敗7セーブ●負け:大津投手3勝1敗。西武は0対0の6回、ワンアウト満塁から、中村剛也選手のサードゴロで1点を挙げ、これが決勝点になりました。先発したドラフト1位ルーキーの武内投手は、伸びのある速球に変化球を交えて8回をヒット4本、無失点に抑え、三振8個を奪う力投で2勝目を挙げました。西武は今シーズン7回目の対戦で、初めてソフトバンクに勝ちました。ソフトバンクは、先発した大津投手が6回1失点と粘りましたが、打線の援護がありませんでした。


オリックスvs日本ハムは、日本ハムが3対0で勝ちました。◯勝ち:鈴木投手1勝1敗▽セーブ:田中正義投手1勝6セーブ●負け:東投手1勝2敗。日本ハムは1回、万波選手の2点タイムリーツーベースと郡司選手のタイムリーで3点を先制し、6人の小刻みな継投でリードを守りきりました。先発した鈴木投手の6回途中まで投げ、ヒット1本無失点で、今シーズン初勝利を挙げました。オリックスは、4番の頓宮選手が1回と8回の得点チャンスで、いずれもダブルプレーに打ち取られ、今シーズン初めて4連敗を喫しました。


楽天vsロッテは、楽天が12対1で勝ちました。◯勝ち:早川投手2勝3敗●負け:西野投手2勝3敗◎ホームラン:楽天・浅村選手3号。楽天は、2回に辰己涼介選手のタイムリースリーベースなどで4点を挙げ、5回には、浅村選手のツーランホームラン、7回には一挙6点を加え、ともに今シーズン最多の15安打12得点で大勝しました。先発の早川投手は、ロッテ打線をヒット6本、1点に抑えて3年ぶりの完投勝利を挙げました。ロッテは、先発の西野投手が6回まで投げて、6失点と踏ん張れませんでした。


巨人vs阪神は、巨人が8対5で勝ちました。◯勝ち:戸郷投手2勝1敗▽セーブ:泉投手1勝1セーブ●負け:門別投手1点◎ホームラン:巨人・岡本和真選手5号/阪神・大山選手2号、3号、中野選手1号。巨人は1回、坂本選手や長野選手ら4者連続のタイムリーヒットで4点を先制し、2回には岡本和真選手のツーランで2点を加えました。先発の戸郷投手は6回途中まで投げ、2本のホームランなどで3点を取られましたが、2勝目を挙げました。巨人は序盤のリードを守って連敗を3で止めました。阪神は、先発の門別投手が3回6失点と崩れ、大山選手32本のホームランなどで追い上げましたが、チームの連勝は3でストップしました。


広島vsDeNAは、DeNAが2対0で勝ちました。◯勝ち:東克樹投手3勝▽セーブ:森原投手6セーブ●負け:アドゥワ投手2勝1敗。DeNAは1回、ワンアウト二塁三塁から牧選手のショートゴロで1点を先制し、2回には桑原選手の犠牲フライで追加点を挙げました。先発の東克樹投手が8回途中までヒット7本を打たれながら、粘りのピッチングをみせ、ピンチを抑えた2人目・伊勢投手の好リリーフもあって完封リレーで逃げきって、DeNAが3連勝です。広島は、チャンスにあと1本が出ず、今シーズン8回目の無得点に終わりました。


ヤクルトvs中日は、延長11回、ヤクルトが5対3でサヨナラ勝ちしました。◯勝ち:大西投手2勝1敗●負け:勝野投手1敗◎ホームラン:ヤクルト・村上選手7号、塩見選手3号/中日・中田選手3号。ヤクルトは3対3の延長11回、ノーアウト一塁から途中出場の塩見選手がセンターオーバーのツーランホームランを打って試合を決めました。5人目の大西投手が延長の2イニングを無失点に抑えて勝ち投手となり、ヤクルトは4連勝です。中日は、7回と8回で3点差を追いつく粘りを見せましたが、その後はチャンスであと1本が出ず、3連敗です。


明日の予告先発投手(セ・リーグ)

巨人(菅野)-阪神(西勇輝)

(東京ドーム)

ヤクルト(サイスニード)-中日(柳)

(神宮球場)

広島(森下)-DeNA(ケイ)

(マツダスタジアム)


明日の予告先発投手(パ・リーグ)

楽天(内)-ロッテ(メルセデス)

(楽天モバイルパーク宮城)

西武(今井)-ソフトバンク(モイネロ)

(ベルーナドーム)

オリックス(エスピノーザ)-日本ハム(加藤貴之)

(京セラドーム大阪)


プロ野球の巨人の長嶋茂雄終身名誉監督が3日に東京ドームで行われた巨人と阪神の試合を観戦し、球団創設90周年を記念したイベントでは、スタンドから送られる大声援に応えていました。開幕戦以来の公の場に姿を見せました。