5月12日に始まる大相撲夏場所の番付が4月30日に発表され、新入幕から2場所連続で11勝を挙げた23歳の大の里が小結に昇進しました。幕下付け出しの力士では昭和以降2番目に早い、所要6場所での新三役昇進となりました。大の里は会見を行い「優勝が夢から目標に変わってきた。いよいよこれからという気持ちだ」と意気込みを述べました。
大の里は2年連続でアマチュア横綱に輝くなど、学生時代の実績から幕下10枚目格付け出しとして、去年の夏場所で初土俵を踏みました。身長1メートル90センチを超える体格を生かして前に攻める相撲を持ち味に、新入幕を果たした今年1月の初場所からは2場所連続で11勝を挙げ、5月行われる夏場所では西の小結となり、新たに三役に昇進しました。幕下付け出しの力士で初土俵から所要6場所で新三役となるのは平成26年の九州場所で関脇に昇進した逸ノ城の所要5場所に次いで昭和以降では2番目に早い記録です。
また、先場所、新入幕力士として110年ぶりの幕内優勝を果たした25歳の尊富士は番付を11枚上げて東の前頭6枚目となりました。
そして、3年前に新型コロナウイルスのガイドライン違反で、6場所出場停止の処分を受けて大関から陥落し、一時は三段目まで番付を落とした朝乃山が東の小結となり、三役に返り咲きました。
このほか、先場所、小結で9勝6敗と勝ち越した阿炎が2年ぶりに復帰しました。
一方、4人の大関のうち、先場所、5勝10敗と負け越した霧島は西の大関に移り、負け越せば大関から陥落する角番で迎えます。
新入幕は2人で、4年前に学生横綱に輝いたモンゴル出身の欧勝馬と、27歳の時疾風です。
大相撲の大関・琴ノ若が5月行われる夏場所の番付発表に合わせて、元横綱の祖父のしこ名・琴櫻を襲名しました。琴ノ若改め琴櫻は、押し相撲を持ち味に幕内優勝5回を誇り、猛牛と呼ばれた元横綱・琴櫻を祖父に持ち、父は師匠で元関脇・琴ノ若の佐渡ヶ嶽親方という相撲一家で育ちました。子どものころに祖父と「大関になったら琴櫻のしこ名を継いでいい」と約束を交わしていましたが、新大関の先場所は最高位が関脇で引退した父のしこ名を大関の地位に上げて恩返しをしたいと琴ノ若のまま臨みました。その後、夏場所から祖父のしこ名を襲名することを決めて日本相撲協会に届け出て、4月30日に発表された夏場所の番付では琴櫻として西の大関に座りました。また、下の名前もこれまでの傑太(まさひろ)から将傑(まさかつ)に変えました。琴櫻のしこ名が復活するのは、祖父が引退した昭和49年の名古屋場所以来、およそ50年ぶりです。琴櫻は4月30日に千葉県松戸市の佐渡ヶ嶽部屋で記者会見しました。
大相撲夏場所は、5月12日に東京・両国国技館で初日を迎えます。
今日は両国国技館で横綱審議委員会の稽古総見が年に1回一般公開されて行ったり、昨日は大相撲春場所で新入幕力士として110年ぶりの幕内優勝を果たした尊富士が優勝パレードなどを行ったり、大相撲の春巡業や4月19日に12年ぶり運動能力検査を実施、4月16日は勧進大相撲が両国国技館で62年ぶりに開催で能登半島地震の被災地に義援金を募ったり、霧島などが元横綱・鶴竜の音羽山部屋に移籍、4月22日に大の里が未成年力士と飲酒で師匠の二所ノ関親方と共に謝罪して厳重注意の処分や宮城野部屋の力士なとが伊勢ヶ濱部屋に移籍で引っ越しや日本相撲協会の職務分担や日本相撲協会の去年の決算など大相撲のニュースもいろいろ入ってました。
明日の予告先発投手(セ・リーグ)
巨人(戸郷)-阪神(門別)
(東京ドーム)
ヤクルト(小川)-中日(メヒア)
(神宮球場)
広島(アドゥワ)-DeNA(東克樹)
(マツダスタジアム)
明日の予告先発投手(パ・リーグ)
楽天(早川)-ロッテ(西野)
(楽天モバイルパーク宮城)
西武(武内)-ソフトバンク(大津)
(ベルーナドーム)
オリックス(東)-日本ハム(鈴木)
(京セラドーム大阪)
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