[十両]

●嘉陽(寄り切り)對馬洋◯、●伯桜鵬(はたき込み)碧山◯、◯欧勝海(寄り切り)琴恵光●、●天空海(送り出し)若隆景◯、●紫雷(突き落とし)千代栄◯、●北はり磨(送り出し)玉正鳳◯、●武将山(押し出し)志摩ノ海◯、●獅司(送り出し)欧勝馬◯、◯輝(寄り切り)朝紅龍●、◯大翔鵬(寄り切り)水戸龍●、●東白龍(上手投げ)英乃海◯、◯千代翔馬(突き落とし)宝富士●、◯時疾風(寄り切り)白鷹山●


十両の若隆景は勝ち越しが決まりました。


十両の白鷹山と琴恵光は負け越しが決まってしまいました。


十両は、全勝がいなくなりました。朝紅龍と若隆景が1敗でトップに並び、大翔鵬が2敗となりました。


大相撲春場所9日目は、幕内でただ1人勝ちっぱなしの新入幕・尊富士が初の三役戦となる小結・阿炎との一番に勝って9連勝としました。


幕内でただ1人、勝ちっ放しの新入幕・尊富士は春場所9日目の18日、小結・阿炎と対戦しました。尊富士は初めての三役との対戦でしたが、阿炎の強烈なもろ手突きをものともせず、どんどん前に出る相撲で一方的に押し出して初日からの連勝を9に伸ばしました。新入幕の力士が9日目を終えて単独トップなのは1場所15日制が定着した昭和24年以降初めてです。また、新入幕が初日から9連勝するのは平成23年の夏場所の魁聖以来13年ぶりです。1敗で追う幕内2場所目の大の里は関脇・若元春と対戦し、持ち味の圧力を生かして相手を土俵際まで押し込んだあとも攻め続けて寄り切り、勝ち越しを決めました。2敗の新大関・琴ノ若はここ1年の対戦成績が五分の関脇・大栄翔と対戦し、最後はのど輪で押し出して勝ちました。春場所は9日目を終えて、幕内は、勝ちっ放しが尊富士、1敗が大の里、2敗が琴ノ若、角番の大関・貴景勝、平幕の湘南乃海の3人となっています。


[幕内]

◯妙義龍(押し出し)友風●、◯竜電(寄り切り)遠藤●、◯美ノ海(突き落とし)佐田の海●、●一山本(寄り切り)大奄美◯、◯狼雅(寄り切り)御嶽海●、●北の若(突き落とし)琴勝峰◯、●錦富士(押し出し)高安◯、●阿武咲(押し出し)湘南乃海◯、●金峰山(寄り切り)北勝富士◯、●正代(押し出し)豪ノ山◯、◯玉鷲(押し出し)平戸海●、◯王鵬(押し出し)隆の勝●、●熱海富士(寄り切り)明生◯、◯宇良(すくい投げ)朝乃山●、●阿炎(押し出し)尊富士◯、◯大の里(寄り切り)若元春●、●大栄翔(押し出し)琴ノ若◯、◯貴景勝(押し出し)翔猿●、◯翠富士(肩透かし)豊昇龍●、◯霧島(寄り切り)錦木●


北の若は負け越しです。


新入幕の尊富士が初日から9連勝としました。


大の里が勝ち越しました。


角番の大関・貴景勝が角番脱出まであと1勝としました。


小結・錦木は負け越しました。


大相撲の幕内経験者で、小兵ならではの動きのよさや豪快な塩まきで土俵を沸かせた照強が引退することになりました。西の幕下36枚目で迎えた今場所は初日から休場していて、18日、日本相撲協会に引退届を提出し受理されました。照強は19日、記者会見を開いて引退を決断した理由などを説明する予定です。