大相撲の大関・貴景勝が首の痛みのため、初場所4日目の17日から休場することになりました。貴景勝は今場所、初日から2連勝としていましたが、3日目の16日、平幕の若元春に敗れ初黒星を喫しました。師匠の常盤山親方によると、2日目の熱海富士との取組後に以前から痛めていた首の状態が悪化し右腕に力が入らない状態ということで病院を受診した結果「けい椎症性神経根症」でおよそ2週間の治療を要する見込みだと診断されました。このため、日本相撲協会に休場を届け出て初場所4日目の17日から休場することになりました。貴景勝の休場は去年の名古屋場所以来11回目で、17日対戦する予定だった新小結の宇良は不戦勝となります。また、常盤山親方によると、再出場は考えていないということで、このまま今場所を終えると次の春場所を角番で臨むことになります。常盤山親方は「本人が言うぐらいだから相当痛いのだろう。体が一番大事なのでゆっくり集中して休ませてやりたい」と話していました。


[十両]

●栃武蔵(押し出し)嘉陽◯、◯千代栄(押し出し)勇磨●、●天照鵬(寄り切り)欧勝海◯、●千代丸(押し出し)天空海◯、●英乃海(寄り切り)尊富士◯、◯大翔鵬(押し出し)白鷹山●、●紫雷(すくい投げ)朝紅龍◯、●志摩ノ海(押し出し)時疾風◯、●白熊(寄り倒し)獅司◯、◯欧勝馬(押し出し)輝●、●琴恵光(押し出し)千代翔馬◯、●玉正鳳(押し出し)錦富士◯、●東白龍(押し出し)北の若◯、●水戸龍(押し出し)狼雅◯


十両は、錦富士、北の若、時疾風、尊富士が4連勝です。


大相撲初場所4日目は、横綱昇進に挑む大関・霧島は平幕の翠富士に敗れて初黒星を喫しました。霧島は今場所、持ち前の動きのよさを生かした相撲で初日から3連勝と、さい先のいいスタートを切り、4日目の17日は過去4勝2敗と勝ち越している翠富士との対戦でした。霧島は立ち合いから小兵の翠富士にもろ差しで懐に入られ、投げ技で崩されたあと、得意の肩透かしを決められて敗れ、4日目で初黒星を喫しました。一方、2日目に黒星を喫した横綱・照ノ富士は結びの一番で平幕の豪ノ山から初めて挑戦を受けました。突き押しが持ち味の豪ノ山に対し、照ノ富士は腕をつかんで捕まえてまわしをとり、豪快に上手投げを決めて白星を挙げました。また、大関・豊昇龍は横綱と大関を2日連続で破った若元春に、幕内では4年前の春場所以来となる送り投げで勝って、初日から4連勝としました。豊昇龍以外では関脇・琴ノ若と大関経験者の朝乃山の2人がいずれも勝ってそれぞれ4連勝としました。このほか、新入幕どうしの顔合わせとなった大の里と島津海の一番は大の里が立ち合いから圧倒して、押し出しで勝って3勝目を挙げました。


[幕内]

●碧山(押し出し)大奄美◯、◯武将山(押し出し)宝富士●、◯大の里(押し出し)島津海●、●友風(押し出し)美ノ海◯、●遠藤(押し出し)阿武咲◯、●妙義龍(押し倒し)琴勝峰◯、◯王鵬(押し出し)隆の勝●、●剣翔(送り出し)御嶽海◯、◯明生(押し出し)佐田の海●、◯平戸海(寄り切り)玉鷲●、◯朝乃山(寄り切り)北青鵬●、●一山本(突き落とし)竜電◯、◯錦木(寄り切り)湘南乃海●、●金峰山(送り出し)翔猿◯、●阿炎(突き落とし)北勝富士◯、●熱海富士(肩透かし)琴ノ若◯、◯大栄翔(押し倒し)正代●、■貴景勝(不戦勝)宇良□、◯豊昇龍(送り投げ)若元春●、◯翠富士(肩透かし)霧島●、●豪ノ山(上手投げ)照ノ富士◯


十両の大奄美が勝ちました。


大の里に島津海の新入幕どうしの対戦は大の里が押し出しで勝ちました。ともに3勝1敗です。


朝乃山が4連勝としました。


関脇・琴ノ若が4連勝です。


大関・貴景勝に新小結の宇良は、貴景勝が首の痛みのため17日から休場し、宇良が不戦勝です。


大関・豊昇龍が初日から4連勝。


横綱昇進に挑む大関・霧島は4日目に土がつきました。


プロ野球のセ・リーグは、2024年度の試合の球場、開始時間入り詳細日程を発表しました。開幕戦は3月29日(金曜日)に巨人vs阪神(東京ドーム18:15)、ヤクルトvs中日(神宮球場18:00)、DeNAvs広島(横浜スタジアム18:30)の3カードでいずれもナイトゲームで行われます。クライマックスシリーズは、ファーストステージが10月12日(土曜日)から、ファイナルステージは10月16日(水曜日)から行われます。