大相撲の東十両8枚目の千代丸が日本相撲協会に「左肩関節脱臼、約1週間の安静で経過が良ければ復帰可能」の診断書を提出し、九州場所の4日目から休場することになりました。昨日の十両の時疾風戦で痛めました。千代丸の休場は新型コロナウイルス関連で全休した2021年初場所以来で9度目、対戦する予定だった大の里は不戦勝です。


[十両]

◯千代栄(押し出し)勇磨●、◯朝紅龍(送り倒し)日翔志●、◯志摩ノ海(はたき込み)天空海●、◯天照鵬(寄り切り)紫雷●、●貴健斗(寄り切り)英乃海◯、●高橋(寄り倒し)大翔鵬◯、●時疾風(寄り切り)千代翔馬◯、■千代丸(不戦勝)大の里□、●獅司(押し出し)玉正鳳◯、◯水戸龍(はたき込み)武将山●、●島津海(寄り切り)大奄美◯、●欧勝馬(押し出し)碧山◯、◯琴勝峰(寄り切り)輝●


十両は、大の里が4連勝です。


大相撲九州場所4日目で、2場所連続幕内優勝を目指す大関・貴景勝が平幕の明生に敗れて初黒星を喫しました。九州場所は、3日目まで貴景勝、霧島、豊昇龍の大関3人がいずれも初日から3連勝と好スタートを切りました。このうち、15日の4日目の取組で貴景勝は平幕の明生と結びの一番で対戦し、土俵際まで押し込んだところで攻め返されて寄り切りで敗れ、初黒星を喫しました。また、霧島は大関経験者の高安に立ち合いで上体を起こされてから突き押しで攻め込まれたあと、最後は突き落としで敗れて初黒星となりました。一方、豊昇龍は平幕の翔猿に寄り切りで勝ち、大関陣でただ1人、初日からの連勝を4に伸ばしました。関脇陣では、大栄翔が西前頭筆頭の宇良に、琴ノ若も小結・阿炎にいずれも押し出しで勝って、ともに4連勝としました。この2人は、16日の5日目で直接対戦します。一方、若元春は小結・北勝富士に敗れて、2敗目を喫しました。このほか、平幕では、先場所、幕内優勝争いに加わった21歳の熱海富士、幕内最年長の玉鷲、今場所、返り入幕を果たした一山本の3人が4連勝としました。


[幕内]

●北の若(押し出し)東白龍◯、◯美ノ海(押し出し)錦富士●、◯一山本(押し出し)友風●、●剣翔(寄り切り)狼雅◯、◯玉鷲(押し出し)佐田の海●、◯平戸海(押し出し)宝富士●、◯琴恵光(突き落とし)王鵬●、●御嶽海(寄り切り)錦富士◯、◯熱海富士(寄り切り)竜電●、◯金峰山(寄り切り)北青鵬●、◯隆の勝(寄り切り)遠藤●、◯翠富士(突き落とし)阿武咲●、◯錦木(下手投げ)湘南乃海●、●豪ノ山(突き落とし)正代◯、●阿炎(押し出し)琴ノ若◯、●若元春(押し出し)北勝富士◯、●宇良(押し出し)大栄翔◯、◯豊昇龍(寄り切り)翔猿●、●霧島(突き落とし)高安◯、◯明生(寄り切り)貴景勝●


一山本が4連勝です。


狼雅が新入幕、初白星を挙げました。


玉鷲が初日から4連勝です。玉鷲は幕内出場回数1261回で単独9位となりました。


平戸海が今場所、初白星です。


熱海富士が初日から4連勝。


正代が初白星です。


関脇・琴ノ若が4連勝。


小結・北勝富士が初白星を挙げました。


関脇・大栄翔は初日から4連勝です。


大関・豊昇龍が初日から4連勝としました。


大関・霧島は初黒星、初日からの連勝が3で止まりました。


明生が初白星を挙げました。


2場所連続幕内優勝を目指す大関・貴景勝は今場所、初黒星を喫しました。