プロ野球の日本シリーズの第5戦が27日夜、京セラドーム大阪で行われ、オリックスがヤクルトに6対4でサヨナラ勝ちしました。これで対戦成績はともに2勝2敗1引き分けとなりました。

日本シリーズの第5戦は26日夜に続きオリックスの本拠地の京セラドーム大阪で行われました。

第4戦でシリーズ初勝利を挙げたオリックスは0対2で追う4回、8番の紅林弘太郎選手と続く若月健矢選手の連続タイムリーヒットで同点に追いつきました。そして5回には、ここまで打率1割台と苦しんでいた4番の吉田正尚選手がソロホームランを打って3対2と勝ち越しました。しかし、直後の6回、3人目の近藤大亮投手がツーアウト二塁のピンチでヤクルトの9番の長岡秀樹選手に同点のタイムリーヒットを打たれ、さらにこの回、2番の青木宣親選手にもタイムリーツーベースを打たれて3対4と再びリードを奪われました。オリックスは1点差のまま9回、ヤクルトの抑えのマクガフ投手をワンアウト二塁と攻め、2番の西野真弘選手の内野安打に相手のエラーも重なって同点に追いつき、さらに4番の吉田選手がこの試合2本目のホームランとなるツーランを打ってオリックスが6対4でサヨナラ勝ちしました。オリックスは2連勝で対戦成績を2勝2敗1引き分けとしました。ヤクルトは6回に長岡選手と青木選手のタイムリーで逆転し、投手リレー逃げきりをばかりましたが、抑えのマクガフ投手が誤算で日本一に王手をかけることができず2勝2敗1引き分けとなりました。

第6戦は29日ヤクルトの本拠地の神宮球場で午後6時半から行われます。