プロ野球、パ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージの第1戦は、ソフトバンクが5対3で西武に勝ちました。

パ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージは、8日から福岡市のPayPayドームで始まり、レギュラーシーズン2位のソフトバンクとレギュラーシーズン3位の西武が対戦しました。

ソフトバンクは3回、1番・三森大貴選手がタイムリーツーベースを打って1点を先制しました。その後3番・柳田悠岐選手がレギュラーシーズンから3試合連続ホームランとなるスリーランでリードを広げました。投げては先発の千賀滉大投手が西武打線を相手に8回を投げてヒット4本、3点に抑えました。ソフトバンクは5対3で西武に勝ち、ファイナルステージ進出に王手をかけ、9日の第2戦で、勝つか引き分ければファイナルステージ突破が決まります。一方の西武は、先発の高橋光成投手が6回5失点で一度もリードを奪えず、第1戦を落としました。

プロ野球、セ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージの第1戦は、阪神がDeNAに2対0で勝ち、ファイナルステージ進出に王手をかけました。

セ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージは、横浜スタジアムで8日から始まり、レギュラーシーズン3位の阪神はレギュラーシーズン2位のDeNAと対戦しました。

阪神は0対0の5回にワンアウト満塁として、3番の近本光司選手のこの試合3本目のヒットとなる2点タイムリーヒットで先制しました。投げては、今シーズン最多勝、最高勝率、最優秀防御率の3部門でタイトルを獲得した先発の青柳晃洋投手が、コーナーをうまく使った打たせて取るピッチングでDeNA打線を相手に、6回85球を投げて4安打無失点の好投を見せました。7回以降は4人のリリーフ投手が無失点でつなぎ、阪神が2対0で第1戦を制しました。阪神はファイナルステージ進出に王手をかけ、9日の第2戦に勝てばファイナルステージ進出が決まります。一方のDeNAは、阪神先発の青柳投手が今シーズン、左バッターに2割4分1厘と右バッターに1割6分3厘と左に打たれていることから、先発メンバーに左バッターを5人並べるなど対策を講じましたが、打ち崩すことができませんでした。

明日の予告先発投手(セ・リーグクライマックスシリーズファーストステージ第2戦)
DeNA(大貫)-阪神(伊藤将司)
(横浜スタジアム)

明日の予告先発投手(パ・リーグクライマックスシリーズファーストステージ第2戦)
ソフトバンク(東浜)-西武(今井)
(PayPayドーム)


プロ野球のファーム日本選手権が8日、宮崎県のひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、イースタンリーグ優勝の楽天がウエスタンリーグ優勝の阪神に8対2で勝ち、2年ぶり2度目のファーム日本一に輝きました。最優秀選手賞は楽天の渡邊佳明選手、優秀選手賞は楽天のルーキー松井友飛投手と阪神の髙山俊選手でした。