5.jpg

5.jpg

5.jpg

平幕の千代の国が右膝のけがで13日目の今日から休場することになりました。千代の国は名古屋場所で東前頭9枚目となって返り入幕を果たし、持ち味の激しい相撲を見せて11日目に勝ち越しを決めていました。しかし昨日、12日目は荒鷲にとったりで敗れ、今日、名古屋市内の病院で診察を受けた結果、右膝の半月板損傷などでおよそ1か月の治療が必要と診断され、日本相撲協会に休場を届け出ました。九重部屋で千代の国を指導する佐ノ山親方は「数日前から古傷の膝がガクガクし、けさ本人から相撲が取れる状態ではないと休場の申し出があった」と話しています。千代の国はたび重なるけがに苦しみ一時は三段目まで落ちながら、今場所、戦後、2番目に低い番付からの幕内復帰を果たし、昨日まで8勝4敗と好調でしたが、またもけがで休場となりました。千代の国の休場は去年、初場所以来14回目で、今日、対戦する予定だった貴ノ岩は不戦勝となります。今場所の幕内力士の休場は6人となりました。

各段優勝で、幕下は鏡山部屋の30歳・竜勢が7戦全勝で優勝しました。三段目は高砂部屋の朝興貴が7戦全勝で優勝しました。序ノ口は膝の大ケガから復帰した周志が、7戦全勝で優勝しました。序二段は千秋楽に優勝決定戦が行われます。

[十両]
●魁(寄り倒し)北太樹○、○富士東(押し出し)志摩ノ海●、○宇良(寄り切り)朝弁慶●、○千代皇(寄り切り)出羽疾風●、●旭日松(引き落とし)佐藤○、●旭秀鵬(押し出し)琴恵光○、●旭大星(寄り切り)阿夢露○、○朝赤龍(寄り切り)里山●、●誉富士(押し出し)大輝○、○天風(寄り切り)千代翔馬●、○青狼(引き落とし)阿武咲●、○剣翔(上手投げ)千代大龍●、●石浦(つり出し)東龍○、○臥牙丸(寄り切り)千代丸●

十両の青狼と阿夢露と琴恵光は勝ち越しが決まりました。

十両の大輝は勝ち越しが決まりました。

十両の石浦と朝弁慶と旭日松は負け越しが決まってしまいました。

十両は、天風が2敗で単独トップ、千代丸が3敗、宇良が4敗です。

[幕内]
●英乃海(寄り切り)錦木○、●玉鷲(はたき込み)北はり磨○、●徳勝龍(寄り切り)大栄翔○、■千代の国(不戦勝)貴ノ岩□、○豐響(押し出し)豪風●、○千代鳳(押し出し)佐田の海●、●荒鷲(押し出し)大翔丸○、○逸ノ城(引き落とし)輝●、●佐田の富士(寄り切り)遠藤○、●蒼国来(寄り切り)妙義龍○、○嘉風(寄り切り)栃煌山●、○御嶽海(寄り切り)勢●、○碧山(押し出し)高安●、●琴勇輝(肩すかし)隠岐の海○、●松鳳山(寄り切り)栃ノ心○、○魁聖(寄り切り)宝富士●、○正代(寄り切り)照ノ富士●、○白鵬(腰くだけ)豪栄道●、●稀勢の里(寄り倒し)日馬富士○

大相撲名古屋場所13日目は、横綱・日馬富士と大関・稀勢の里の2敗どうしの大一番は日馬富士が勝ってただ一人、2敗を守りました。稀勢の里は3敗となり、悲願の幕内初優勝と横綱昇進が厳しくなりました。

錦木は勝ち越し。

豪風は負け越しました。

千代鳳は勝ち越し。

高安は連敗で4敗目です。

松鳳山は身長も体重も自分より大きな相手を豪快につり上げましたが土俵の外まで運べず「惜しかったな。もうちょいだった」と振り返り、栃ノ心の体重が168キロと聞くと「よくつり上げたな。意外に上がるもんですね」と自分でも驚いていました。

宝富士は4敗となりました。

正代は9勝目、「できることなら、二桁勝ちたい。考えすぎちゃうとダメだからあまり考えないようにしないと」とぜいたくな悩みを抱えていました。

白鵬は連敗はせず、3敗を守りました。

2敗どうしの直接対決は日馬富士が右の前まわしを取って稀勢の里得意の左を十分差させず、たまらず稀勢の里が差し手を抜いたところを一気に寄って横綱の貫禄を示しました。鋭い立ち合いで先手を取った日馬富士は「きょうの相撲に集中して全身でいきました」と振り返り4場所ぶりの優勝へ単独トップに立ったことについては「一日一番。一番一番の積み重ねで千秋楽に結果が出る。その前にいくら考えてもしょうがない」と厳しい表情を崩しませんでした。

稀勢の里は3敗に後退して悲願の幕内初優勝と横綱昇進が厳しくなり、支度部屋に戻っても荒い息で質問には答えませんでした。

名古屋場所は13日目が終わって幕内は、2敗が横綱・日馬富士1人となり、3敗が横綱・白鵬と大関・稀勢の里、それに平幕の貴ノ岩の3人となりました。

プロ野球は今日、6試合が行われ、DeNAは筒香選手が3試合連続で1試合2本のホームランを打つ活躍で連勝を3に伸ばしました。(22:48分追記あり)

広島vs阪神は広島が4対2で勝ちました。広島は序盤から小刻みに得点を重ね、援護をもらった7連勝中の野村投手も6回を1失点にまとめました。野村投手は自己最多に並ぶ両リーグトップの12勝目です。

DeNAvs巨人はDeNAが延長12回、3対2でサヨナラ勝ちしました。DeNAは1点リードの6回、筒香選手の27号ソロホームランでリードを広げました。その後、追いつかれ、延長に入りましたが、延長12回、筒香選手が3試合連続の1試合2本のホームランとなる28号サヨナラホームランをうち、試合を決めました。

中日vsヤクルトはヤクルトが6対3で勝ちました。ヤクルトは1点リードの5回、西浦選手の満塁ホームランで中日を突き放しました。右ひじを手術してから復帰3戦目となった先発の館山投手は、5回2失点で今シーズン初勝利です。

ソフトバンクvs西武はソフトバンクが5対2で勝ちました。ソフトバンクは同点の5回、今宮選手のソロホームランで勝ち越し、6回にも3点を奪って西武を突き放しました。和田投手は7回を2失点にまとめリーグトップの10勝目を挙げました。

日本ハムvsオリックスは日本ハムが2対0で勝ちました。日本ハムは4回、レアード選手のタイムリーヒットなどで2点を先制しました。投げては防御率リーグトップの有原投手が7回無失点と好投し、2年目で初めて10勝に到達しました。

楽天vsロッテはロッテが12対1で勝ちました。ロッテは2回に田村選手のタイムリーツーベースで先制し、その後も得点を重ね、4回までに9点を奪いました。石川投手は1失点完投でルーキーから3年連続の二桁となる10勝目です。

明日の予告先発投手(セ・リーグ)
DeNA(井納)-巨人(大竹寛)
(横浜スタジアム)
中日(吉見)-ヤクルト(山中)
(ナゴヤドーム)
広島(黒田)-阪神(岩崎)
(マツダスタジアム)

明日の予告先発投手(パ・リーグ)
日本ハム(高梨)-オリックス(ディクソン)
(札幌ドーム)
楽天(辛島)-ロッテ(関谷)
(コボスタ宮城)
ソフトバンク(千賀)-西武(十亀)
(ヤフオクドーム)

パ・リーグは今日、追加日程を発表しました。
9月26日・ロッテvsソフトバンク(QVCマリンフィールド・18時15分)
9月29日・オリックスvs楽天(京セラドーム大阪・18時)
9月30日・ソフトバンクvs楽天(ヤフオクドーム・18時)
10月1日・楽天vsオリックス(コボスタ宮城・18時)

2.jpg

5.jpg

5.jpg

5.jpg

5.jpg

5.jpg