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大相撲の平幕・千代鳳と土佐豊が初場所2日目の今日から休場することになりました。

西の前頭7枚目の千代鳳は、昨日の初日、旭天鵬に敗れて黒星スタートとなっていました。千代鳳は都内の診療所で診察を受けた結果、インフルエンザに感染していたことがわかり「今日より3日間は休場と安静が望ましい」と診断されました。このため千代鳳は日本相撲協会に休場を届け出て、2日目の今日から休場することになりました。千代鳳の休場は、おととし名古屋場所以来、8回目で、今日対戦する予定だった隠岐の海は不戦勝になりました。

大相撲の平幕・土佐豊も右ひざのけがで休場することになりました。西の前頭16枚目の土佐豊は、昨日初日の徳勝龍との一番で右ひざを痛めました。土佐豊は都内の診療所で診察を受けた結果、右ひざのじん帯をけがしていたことがわかり、日本相撲協会に休場を届け出て、2日目の今日から休場することになりました。今場所、返り入幕の土佐豊は、おととし春場所で、西の三段目84枚目まで番付を落としていて、戦後以降、幕内陥落後に復帰した力士では最も低い地位からの返り入幕でした。土佐豊の休場は、おととし秋場所以来、8回目で、今日対戦する予定だった鏡桜は不戦勝になりました。

[十両]
○琴恵光(すくい投げ)魁●、●栃飛龍(押し出し)舛ノ山○、●徳真鵬(寄り切り)東龍○、●英乃海(送り出し)大栄翔○、●阿武咲(突き落とし)千代皇○、●双大竜(寄り切り)明瀬山○、●青狼(突き出し)富士東○、●里山(上手投げ)輝○、○天鎧鵬(寄り切り)翔天狼●、●北はり磨(送り出し)玉飛鳥○、●貴ノ岩(押し出し)北太樹○、●大道(押し出し)旭日松○、○臥牙丸(寄り切り)阿夢露●、○若の里(上手出し投げ)朝赤龍●

[幕内]
□鏡桜(不戦勝)土佐豊■、○徳勝龍(押し出し)琴勇輝●、●千代丸(送り出し)佐田の富士○、○時天空(寄り切り)旭秀鵬●、○荒鷲(寄り切り)大砂嵐●、○嘉風(寄り切り)蒼国来●、○誉富士(押し出し)松鳳山●、●豪風(押し出し)妙義龍○、○佐田の海(とったり)玉鷲●、■千代鳳(不戦勝)隠岐の海□、○豊響(渡し込み)旭天鵬●、●千代大龍(寄り切り)豊ノ島○、○常幸龍(下手投げ)魁聖●、●遠藤(突き落とし)碧山○、●逸ノ城(肩すかし)安美錦○、●栃煌山(はたき込み)稀勢の里○、●豪栄道(きめ倒し)照ノ富士○、○琴奨菊(渡し込み)勢●、●栃ノ心(下手投げ)白鵬○、●高安(押し出し)日馬富士○、●鶴竜(上手投げ)宝富士○

大相撲初場所2日目は、横綱・鶴竜が平幕の宝富士に敗れ、早くも土が付きました。

遠藤はもろ差しとなって一気に前に出ましたが、土俵際、碧山の逆転の突き落としに屈し、初日の逸ノ城戦に続いての連勝はなりませんでした。

遠藤は取組後の支度部屋では目を閉じて、報道陣の問いかけに応じませんでした。

逸ノ城は、立ち合いで得意の右差しの体勢を作れず、引いてしまい相手に押し込まれました。逸ノ城が、押し返したところ、安美錦の肩すかしが決まりました。

連敗スタートの逸ノ城は、「足が止まってしまって前に出ることができない。あす、がんばりたい」と元気がありませんでした。

角番の豪栄道は初黒星です。

単独で歴代最多、33回目の幕内優勝を目指す白鵬と栃ノ心の一番は、両者ともに得意とする左の上手と右の下手でまわしを取るがっぷり四つの展開となりましたが、白鵬が引きつけた後、右からの下手投げを決めました。

白鵬は「投げのタイミングをはかっていた。力比べの展開で長い相撲になったね」と余裕を見せて振り返りました。

鶴竜は立ち合い踏み込んで前に出ましたが、相手に左を差されると一気に土俵際に追い詰められ、最後は宝富士の右からの上手投げに屈しました。

2日目にして早くも土が付いた鶴竜は「落ち着きがない。引いたのがダメだった。自分で墓穴を掘っている。しっかり切り替えていくことが大事だと思う」と、さえない表情でした。

初金星の宝富士は「ことしの目標の一つが金星だったが、まさか、きょう取れるとは思っていなかった。稽古が実を結んで良かった。夢みたいだな」と喜んでいました。

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