【料理名】
大学いも

【写真】
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【材料(つくりやすい分量)】
・さつまいも・1本(正味250g)
・みつ
砂糖・30g、みりん・小さじ2、酒・小さじ2、しょうゆ・小さじ2、サラダ油・小さじ1/2、酢・小さじ1/2
・黒ごま・適量
・揚げ油

【作り方】
①:さつまいもは洗って縦半分に切り、皮を縦に少し厚めにむく。
②:乱切りにして水にさらす。
③:紙タオルなどでさつまいもの水けをよく拭き、150~160℃に熱した揚げ油に入れ、中火で4~5分間揚げる。
④:さつまいもに火が通り、きつね色になったら、取り出す。
⑤:直径18㎝の片手鍋にみつの材料を入れ、砂糖が少し溶けるまでおく。
⑥:中火にかけて、鍋底全体が煮立つまで触らないでおく。
⑦:泡が大きくなってきたら、鍋を前後に傾けながら煮詰める。
⑧:少しとろみがついたら火を止める。
⑨:④のさつまいもを入れて木べらで混ぜ、全体にみつをからめる。
⑩:黒ごまをふり、全体にからめる。

【ポイント】
さつまいもは、全体に皮の色が均一できれいなもの、極端に曲がっていないふっくらとした形のものを選ぶとよい。
大学いもづくりでは、みつの煮詰め具合がすべてのカギを握るといっても過言ではありません。手順⑧の段階でまだゆるいかな?というぐらいの煮詰め加減にするのがポイント。あめは冷めると、とろみが強くなるので、⑧の段階でトロ~リといい具合に煮詰めてしまうと、冷めたときに堅いあめ状になってしまいます。とはいえ、この見極めはなかなか難しいもの。くり返し作ってコツをつかむのが一番です。
煮詰めすぎた→鍋やさつまいもの周りにあめが固まり、さつまいもが鍋にくっついて取れなくなってしまうことも。
煮詰め足りない→煮詰め足りないとあめ状にならず、シャバシャバのまま。この場合は、再度火にかけて、もう少し煮詰めると、ある程度修復できる。
成功→作り方⑧の状態から少し冷めると、程よいとろみ具合に。
きつね色に揚がったさつまいもに、黄金色のみつがトロリとからまった大学いも。外はカリッ、中はホックリ、できたてのおいしさが味わえるのは、手づくりだからこそ。お茶を飲みながらついついあと一つ、と手がのびてしまう素朴なおやつです。