ヤンゴンでタイビザを申請して、研修に来ていた人たちと出会った後は、マンダレーの観光に行くことに。
最近某国から来た人が公金の無駄使いのようなことをしてる人を見てしまったので、それはイヤだ~、と思い

「今回のビザ申請のためのミャンマー渡航費・滞在費はすべて自分で出します。その後観光に行くので」と言い切りました。


職場に申請したのはミャンマーのビザ代とタイのビザ代のみです。


ビザ申請以外はほとんど観光のようなものなので、それもありかと。


さて、初めてのマンダレー、とってもよかったです。


ヤンゴン空港の国内線ターミナル

電光掲示板というものはなく、すべての乗客がいっしょくたに広いロビーで待っています。時間が来たら、プラカードボーイが航空会社と便名を告げながらロビーを一周するというスタイル。欧米人の観光客のみなさんがプラカードボーイの写真を撮っていたので、私も一枚。


マンダレーの空港に着いたら、交通手段はタクシーしかないのですが、ゴールデンミャンマーエアラインのお客さんは市内まで無料シャトルがあるそうです。(次回のための忘備録)


市内までは一律12000チャット(12ドル)ヤンゴンでの空港から市内までのタクシーが一律7000チャットだったので、ちょっと高いのかな?と思いしぶってたら

「タクシーを3人でシェアしたら4000チャットになりますよ」と言われたので


「急いでないから、シェアしてくれる人が来るまで待ちます」と、待つことに。

まもなく、一人のミャンマー人の男性が来たので、折版で一人6000チャットで行くことにしました。タクシーで走ると、一時間かかるんですね。たしかに12000チャットするのも納得でした。(ちなみにヤンゴンは30分ほどで市内に到着。)



アゴダで予約したホテルは、お堀にごく近いエンペラーホテル。歩くとすぐにお堀にぶつかります。




チェンマイのお堀とは違って、やや大きい、堀が幅広い、そして何より、お堀の中は一般に公開されてないんですね。


南の門を目指して中に入っていくと、軍人さんが待機してて

「外国人はここからは入れません。観光客は、東の門からのみ入れます」と教えてくれました。


仕方なくホテルに戻ろうとしたら、お堀の外側にいたおじさんが「バイクで送っていってあげようか?」と声をかけてくれたので、

「朝ごはんを食べてから、戻ってきますね」と答えていったんホテルに戻りました。

ホテルの隣にあるレストランで軽い朝食を取って、結局私はマンダレーの何の情報も持ってないし、あのおじさんの情報に頼った方がよさそうだ、と思ったので、また歩いてお堀の外側まで行って、おじさんに連れて行ってもらうことにしました。



こちらが、東門から入ったところにあるチケットブース。お堀のほとんどの部分が立ち入り禁止区域で、中央の王宮が観光客が入ってよいとされているところです。入場料に10000チャット(10ドル)かかりました。 




後でわかったことですが、このチケットはマンダレー観光名所5か所の共通チケットらしく、購入してから1週間の間であればいつでも行ってよい(ただし一か所は一回限り)ということになっていたようです。二か所目に行ったときにまた入口で「10000チャットです」と言われて「ええええ一か所に10ドルずつかかるの?」と驚いていたら、バイクのおじさんが「さっき買ったチケット、あれを見せればいいんだよ」と教えてくれて初めて気づきました。



こちらは王宮の鳥瞰図。ちょうど前日にヤンゴンの国立博物館で見た模型そのままだったので、感慨深いものがありました。 歴史的な情報はうろ覚えなのでなんとも書けませんがたしか18世紀頃に栄えた王朝のようです。



お堀のたたずまいや建築様式などはチェンマイ(ランナー)にとても似てる気がするのです。




一瞬、「あれ?チェンマイ?」っていう雰囲気が漂ってませんか。



でもちょっと違う点は、お堀の外側が市民の憩いの場として広々とした歩道、運動スペースが四面の各地に設置されていること。

これはお堀の東南の角にあるところで、マンダレーヒルを眺めながら汗を流すことができる絶景の場です。普段着の人も、スポーツウェアに身を包んだ人もたくさんひっきりなしに来て、家族や友達と会話を楽しみながら運動しているのが印象的でした。


朝には、集団で体操をする人、タブレットを見ながらダンスを踊る人、ランニングや散歩をする人がたくさんいました。



そして朝の托鉢の僧の姿も



面白かったのは、乗合トラックで来てそこから托鉢に向かう僧の集団と、托鉢を終えて乗合トラックに乗って去っていく僧の集団を見たこと。


皆お寺からずっと歩いてくるわけじゃないんですねぇ、とヘンな感心をしてしまいました。