今年前半にタイ人の研修が終わったところですが、7月から外国人の研修が始まりました。
7月14日から10月31日まで、4か月間です。



今回はバングラデシュ、マレーシア、ミャンマー、タイの4か国合同になります。





バングラデシュとミャンマーはタイの外務省の(日本でいうとJICA,タイでいうとTICA)の援助によるプロジェクトです。ミャンマーチームは昨年研修に来た人たちが働いているところから追加で2人と、また別の軍病院から一人追加で来ました。


2013年にミャンマー、ヤンゴンの国立リハ病院での義足ワークショップ設立の様子はこちら

http://ameblo.jp/akiyo9244/entry-10076639594.html


マレーシアは、去年来ていたクアラルンプールの仏教系慈善団体が無料で義足を提供するプロジェクトを行いたいといって始まった団体から追加で2人来ました。
このマレーシアチームはは一人がインド系(ヒンズー教)、一人が中華系(仏教)、去年来ていた人はマレー系(イスラム教)という、バリエーション豊かなメンバーです。





開会式の様子。





英語で各自自己紹介をしてもらいます。タイ人のこの人は「英語で自己紹介なんて、、、」と名前だけ言った後、何をしゃべってよいかわからず照れ笑いをしています。


この国際チームになぜタイ人が入ってきたかというと、今年前半研修をしていた中に双子がいたのですが、そのうちの一人が化学薬品に著しく弱い体質だったため、樹脂類を扱うことができず(近づくだけでもめまいがして倒れてしまう)泣く泣く途中離脱しました。 その後、残った一人では大変だろうというので、追加で一人探してきたものの来年のタイ人の研修を待つよりは今年後半の国際コースに一緒に組み込んでしまおう、(ただし講義は英語で)という少々乱暴な理由で合流と相成りました。もう一人タイ人の男性がいるのですが、もともと彼はアユタヤの会社で働いていて、その会社は長年にわたり義肢財団に技術的な援助をしてくれていました。もうすぐ定年、となるところで、「ここはひとつ義肢財団の役に立ちたい。つきましては、義足を作る勉強をさせてもらえないか(=そしてゆくゆくはモバイルユニットで義足を作るスタッフとしてお手伝いしてい)」ということのようです。


ながくなりましたが、今年の国際研修は4か国合同で、というまとめでした。





ターチャイ先生の講義




下腿義足製作の練習



マーケットでお買いもの。平日はタイ料理ばかりで多少辟易してる彼ら、週末に自分達の好きなものを自分で料理できるとあって、お買いものの時はウキウキしておりました。