2021年 冬ドラマ

ーあらすじ概要ー
直ちゃん、きんべ、てっちん、やまちょの
仲良しの4人組。
小学三年生の放課後の日常。
近くの駄菓子屋でお菓子を買うこと。
いじめっこを撃退したり、
公園で喧嘩をしたり、秘密基地を
作ったり。
そんな日常がいつまでも続くと思っていた
ある日、てっちんが父親の仕事の
関係で引っ越す事に。
引っ越したてっちんを見送る三人。
てっちんが居なくなっても、相変わらずの
毎日を送る直ちゃんのランドセルには
てっちんが置いて行ったキーホルダーが
ついていた。




ー感想ー
大人が演じる小学生に始めは違和感が
ありました。
見ていくうちに「大人が演じるからいい」
作品なんだと感じました。
ガチな小学生だったとして、あの昭和感や
微妙な切なさ、コミカルさが伝わらず、
リアルさがかえって違和感を感じるように
思います。

どの話も良かったのですが
中村菓子店のおばあちゃん「パリばぁ」が
亡くなるエピソードは同じような
事があっただけに心に沁みました。
私の場合はタバコ屋さんのおばあちゃんで
いつも缶ピー吸ってたので
「パッパばあちゃん」と呼んでいましたが。
昔は親のタバコを買いに行くのは子供の
お使いでは当たり前でしたから。

秘密基地もありました。
ブランコで靴飛ばししたり、
なんだか知らないけど高い所から
飛び降りる競争して骨折った男子も
おりました。
そんな、遥か昔の自分の小学生時代を
重ねて見れてとてもいいドラマでした。
全6話と短い一話完結のドラマでしたが
懐かしい風景でいっぱいでした。

〈別記〉
どの配役も意外でしたが、特に今回は
竹原ピストルさんが一番意外でした。
どうしてもミュージシャンのイメージが
強く、ちょうどバイプレイヤーズの
エンディングもされているので、この
キャップは凄いです。

また、渡邉圭祐さん。
ジオウ以降、恋つづ、love distance、
MIU404など全く違う雰囲気の役で
今回は小学生でしたが、完璧に「きんべ」
でした。もう小学生にしか見えない
状態で最終回を迎えました。
出演作品が増える毎に目に見えて
「その人」になっていくのがわかります。
映画館に行くのを控えているので
見れていない作品もありますが、まだまだ
固定された雰囲気の無い俳優さんなので
これから誰になるのか。
今後もとても楽しみです。