いよいよ明日から始まる。
平成最後の日でもあり、TOUR初日。

17年前、真夏も真冬も、雨の日も風の日も声を張り上げ続けてきた天王寺でのライブ。

もうすぐあれから20年が過ぎるんだなぁ。

あの頃から夢を追うことは今も変わってなかった。
それが何より自分が誇れるところ。

あの頃。。20年後はきっとビックになって武道館なんて何度もやってテレビにも出て紅白にも出て。。
そんな【今】を思い描いてた。

現実は全然追いついていないけど、諦めきれずに微かな可能性を信じて続けてこれたんだ。

17年も経てば天王寺の街並みも変わる。
ボロボロだった駅前の歩道橋も一番ドキドキしたJR南口も今じゃ立派になって。

でも僕らが一番歌ったMIO前の小さな階段はあの頃と何も変わらない。
20人座ればもう一杯の場所を一生懸命埋め尽くしたくて雑踏の中、声が出なくなるまで歌い続けた日々。


阿倍野区民センター小ホール。


警察や警備員にも止められることなく歌いあげることが出来るんだなぁ。
当たり前だけど当たり前と思っちゃいけない。
いつまで歌えるかもわからない。
いつまでも歌い続けたい。

失敗も後悔も挫折も、成功も喜びも見てきたこの街で初日を迎える。


〜あの日の延長線 未来駅行き列車〜
この列車は自分の中にずーっと走ってて行き先が分からず飛び出せなかったのかなぁって考えてる。

17年間、自分の中の錆びついた線路を今年になってあの日の延長線という皆さんに伸びたレールをゆっくり走り出すんだ。


10年連れ添った事務所、5年挑戦した会社。
卒業して今年に入り、目標にしてた自分の足でいろんな人と出会ったこの約5ヶ月。
明日は10社ほどの偉いさんたちが見にきてくれる。

想いは伝わって楽しみにしてくれてる。

そして、何より応援してくれる秋サポの皆さまがいる。
きっとまだ秋休に可能性を感じ、信じてついてきてくれてる皆様だと信じて明日は精一杯楽しみます。

それほど全国TOURをやることの大切さ、TOUR初日という重み。

自分の可能性を、未来への可能性を歌にしたい。

相方の荒っぽいけど真っ直ぐに届く歌を僕のギターで、ほとんど寝てないスタッフ若林の頑張りに、【今】ついてきてくれてる全ての方に恩返しを誓う。


このTOURへの想いは過去のTOURとは比べものにならない感動を生みたいな。


いよいよ明日。



僕らは輝く。