また一つ夢が叶った。
今年の5月頃に書き下ろしていた楽曲【あすなろの木】。

新潟のライブハウスの楽屋でAメロが出来て自分でも完成を心待ちにし、皆さんの前で歌えることを楽しみにしていた。


楽曲というのは誰かに聴いてもらえた時、命を持つ。


これまでの秋休の楽曲とはまた一味違う歌。
語りかけるような歌い方に、恋愛ものじゃなく世界を見据える詩が出来た。


そして今回、いろいろ調べてると神戸に世界最大のあすなろの木が来るではないか。

富山で見つかった30メートルのあすなろの木。
12月2日より26日まで開催されるイベント「めざせ!世界一のクリスマスツリープロジェクト」に参加できた。

高さ世界一だけでなく、世界でもっともオーナメントが飾られるツリーとしてギネス世界新記録に挑戦しています。

少し紹介します。
「めざせ!世界一のクリスマスツリープロジェクト」では、他のツリーのように人工的な電飾を多量に施し煌びやかにするものではなく、最小限のエネルギーと、“風” を利用した、世界でもっとも有機的なものを目指す。
電飾の代わりに、メッセージカード型の反射材でできたオーナメントを取り付け、夜間は希望の色で照らされたツリーが“風”になびくことで、反射して輝きます。
昼間は太陽光を、夕刻には夕陽を、夜明けには朝陽を反射し、いつでも美しいツリーとなります。
そして、そのオーナメントを飾るのは、みなさん。

来場者さんは、ツリーの下の広場でオーナメントに、自分の夢や希望のメッセージなどを自由に書くことができます。
インターネットでご購入いただいた方は、メッセージを書き込み郵送していただくとツリーに届けられます。
そして、届いたメッセージ付きのクリスマスオーナメントはワイヤーロープにつながれ、毎週末、そら植物園 代表の西畠清順が、いのちを懸けてアスナロの樹にのぼり、必ず飾られるという仕組みです。

つまり、みなさんの夢と希望など想いが集まれば集まるほど、ツリーの輝きが増していくというプロジェクト。
今回クリスマスツリーとして選ばれたのは、富山県氷見市で見つかったアスナロの樹。
アスナロは、「あす」はヒノキに「なろ」うの樹といわれ、木材としてもヒノキより格下、いわば落ちこぼれの樹として扱われています。
そんなアスナロの樹が、ひとつのきっかけでみんなの想いが集まり、やがて世界一に輝く。
そんな世界初の試みに、ぜひ参加してみませんか?

このプロジェクトのテーマは、「輝け、いのちの樹。」アスナロは、“風”に花粉をのせ、いのちを未来へつなぎます。
この世紀のプロジェクトに参加し、みなさんにとっても未来や、いのちについて考えるきっかけになれば嬉しいです。


と、まさにこの楽曲とリンクする。
書き下ろしていた時はまさかそんな素晴らしい場所で歌えるなんて思ってもなかった。

今年このタイミングで発表できたことが嬉しくてライブ中寒さもなかったよ。
自然と笑顔にもなるし、より一層歌詞に力がこもった。

来年はまたたくさんの方の心の灯火になってほしい曲だ。


寒い中皆様メリケンパークまでありがとう!

26日までやってるから、みとくべきだと思います。
世界最大のあすなろの木。

圧巻でした!