宮城2日目も曇り空。
石巻、気仙沼、南三陸といろんな景色を感じる。
自分の目で、耳で、体で、自分なりに当時のことを考え、想う。
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ファンの皆さんとのバスtour。
本当に本当に本当に本当によく参加してくれた。
どれだけライブで言っても中々伝わらない命の大切さ。
当たり前のことの方が難しく、伝えにくい。
今回は日帰りともあって、参加者が思っていたよりは少なかった中、本当にありがたかった。
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参加したみんなが「思っていたより、凄い場所。大変な事」と口を揃えて感じてくれた。

そうなんだ。
実際来ないと絶対にわからない。
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6年経つ今でもまだまだ復興できていない。
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僕らはきっかけを作ることしかできない。
遠い場所だから来ることは困難だけど、来た時の温かさ、ここでしか感じることのできない胸を締め付けられる想い、考えさせられる毎日、いろんなことが錯綜する。
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美術館で当時を振り返る。
みんな熱心に見ていて、色んな考えを持ったはず。

実際津波に流され奇跡的に助かった人達にもたくさん話を聞く事が出来た。

それだけでも自分の財産になる。

しっかりこの事を発信していかなくては。
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ハードスケジュールの中、みんな付き合ってくれて感謝だ。

続いては楽曲【手紙〜生命の勝利〜】のモデルとなったバッティングセンターへ。
APバンクさんがデザインしたフラッグに、この場所を建てるため販売となった希望の飲むヨーグルト。
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ここを建てた千葉さんは、7人家族で5人を津波で亡くされた。
唯一生き残った当時小学校4年生で野球が好きだった、えいた君の何気ない一言「パパどうして気仙沼にはバッティングセンターがないの?」
家族を失い、できるだけ息子には辛い思いをさせたくないと思っていた千葉さんが覚悟を決める。

ここのバッティングセンターには7打席ある。
家族の数だ。
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牛乳屋さんを営んでいたことからヨーグルトを200万本を売った。

1打席200円で23球の設定にしている。
23...乳酸菌の23だ!

本当に強く生きてるなぁと感動させられる。
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最高の仲間に出会えたことを心から感謝。

この高さまで津波が来たと思うとどうしようもない。
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しっかりこの後、ライブをするわけで。

伝えたい想い、いつもよりも強く歌った。
相方の声を横で聴いていても力が入り、自分にも伝染していく感覚。
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ここでしかこの歌は絶対に歌えない。


歌詞の一言一言が重く、強く響いていくのがわかった。
スタッフも涙するほどのライブとなる。
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秋休の歌は、魂の歌。
この宮城にはピッタリなんだと再認識。
温度感が似ている。
そんな感触。




本当に来てよかった。


いつか千葉さんの物語が映画化され、劇中から自分たちの歌が流れることを楽しみに、再会を誓い町を後にする。




PS
この翌日東京公演にて、サプライズの為、KYOHEYにダンスを教える。

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夜中までかかったけど、楽しみしかないな!