一宮の杜ミュージアム改革案 | とある学生の新居浜太鼓祭り妄言録(ブログ)

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基本、川東と川西。ときどき上部。

更新はノリと気分。


最近見慣れた『特例』がまた公布されたようで、東町、西町の二台はお咎め無しの祭礼参加となる令和最初の祭り。

やれば一年は休め!の鉄則や掟は、かなり薄くなって来ている川西地区。
これに関してはかなり問題があるような…。

それにしても、『特例』が公布されるのに、変化の無いいつもの祭りを行うのには疑問を感じます。
特例が認められたのならば、それに対する対価は払わなければならない気がします。

その払うべき対価がどういった物がいいかは、問題を起こした当人達に委ねましょう。

特例公布の新元号に感謝を示すべく、奉祝令和をスローガンに太鼓を動かすもよし(金子新田のイベントに一緒に出すとか?)、特例を出した県警、協議会のために平和運行を数年続けるとか、今年は担ぎで魅せるとか…。

まあ、対価を支払うか否かも当人達の自由です。
そもそも対価なんて発生してないかもしれませんしね。



さて、今回の私の提案です。

今年、何事もなく一宮神社かきくらべが行われるのであれば、宮入り台数は過去最多の13台が予定されております。

ここで心配というか、何年も言われているのが
『宮入りまでの時間の間延び』

単純に台数が増えたから、時間の間延びは仕方ないかもしれません。
プラスアルファで、一宮の杜のミュージアムの存在も原因の一つでしょう。

が、しかし、今更正規の運行ルートとしてもはや定着してしまっているミュージを取り止めになんて出来るわけがないでしょう。

この新居浜太鼓祭り唯一と言っていいドル箱コンテンツに少しメスを入れたくなったので、少し提案させていただきます。

一宮の杜ミュージアムの観客席を買ってる人って
(おそらく)市外人が大半なんじゃないでしょうか?

新居浜行ってみるー!でネットで新居浜太鼓祭りについて調べた市外人が、そのままヒットした観覧席の紹介を見て購入、なんて流れが大半だと思うんですよね。

ここからは『一宮ミュージアムの観客が市外人だと限定した』上での提案となります。
※実際の観覧席購入者ってどの層なんだ。
お年寄りとか子連れとか?

市外人からすると17.18日が平日だと新居浜祭り観光なんて、よっぽどでないと出来るものではありません。

そこで、18日の一宮ミュージアムを10月祭り前の日曜日に時間変更してはどうでしょう?

ターゲットを市外人に絞り、なおかつ観覧席のチケット販売を求めるなら休日の方がずっといいはずです。

現行のミュージ参道に一般客の立ち入りを規制するアレをもっと厳しくすれば、新居浜人の中にも『入らな見れんのならチケット買うか…』みたいな考えの人が出てくると思うのです。

収益を考えるのならこの方が断然いいと思うのです。

若干詐欺っぽくなるかもしれませんが、従来通り18日も観覧席のチケット販売やりましょう。
ただし、この18日のミュージは太鼓台の通過だけにするのです。

御花渡し場で太鼓台一台ずつのお愛想程度にすれば、一宮神社宮入りまでの時間短縮にもなりませんか?

この案なら収益対象は従来の17.18の二日に加えて新たに客入りの良さそうな日曜日という三日間を手に入れる事が出来るわけです。

さて、ここで問題なのが演者です。
演者は最低でも四台は必要でしょう。
これはもうとっておきの案がございます。

今後、川西で鉢合わせを行った太鼓台は翌年の日曜日開催のミュージアムに絶対参加というペナルティを課しましょう。
ギャラの発生しない、無償労働です。

太鼓を出せない、寂しいという気持ちを持つ地元住民もこの一日限りのイベントで充分発散出来ると思います。
川西で薄くなりはじめている一年休みの決まりを守るためにもです。
これで二台は確保出来ますね。

え?リターンマッチの可能性がある?
間に何台か挟みましょう。口屋とか口屋とか口屋とか。あ、あと口屋とかね。

どうしてもリターンマッチが避けられないので有れば、仕掛けた側だけの参加にすればいいですし。
昨年の例ならば、東町は参加で西町はお休みとかね。逆でもいいし。


・じゃあ、喧嘩が無かった年はどうすんだ。
という問題がありますね。

これはもう一般参加を受け付けましょう。
参加したい太鼓を募るしかありません。
ギャラの発生は致し方無し。
プラスアルファで従来の表彰賞金がでるなら、立地的に参加しやすい金子の太鼓が出しそうですしね。
担ぎの腕の素晴らしい金子校区なら、どこが出てもパフォーマンス面で期待できます。


それでも演者確保が無理なら、学生ボランティア案です。

学生連太鼓台を出しましょう。
中学生枠、高校生枠で二台出しますか。

従来ボランティアのチケット千切ったり、席の案内だったりより、こっちの方が新居浜男児の参加率は良さそうです。


さて、確保出来た演者は、
・前年鉢合わせ太鼓.A
・前年鉢合わせ太鼓.B
・学生連(中)
・学生連(高)
・金子校区(不確定)
・口屋太鼓台
・その他川西地区

四台は確保出来そうですね。
問題はこれで一宮ミュージアムの観覧席が埋まるのかという所です。

休日ですし、市外人に向けて大々的に広報をやればイケそうな気もします。

課題なのは観客の満足度。
一年目は成功してもそこから先となってくると、「なんや、買って見るほどでもないわ」となれば、収益的には最悪の結果が数年後に訪れそうです。

いずれにせよ、時短と収益の両立を目指すのであれば、この辺りが落とし所では無いでしょうか?