ニューヨークではコロナ危機を乗り越えようと、少しだけ明るい光が差し込めた中で、その光を暗くて重い雲が遮断してしまいました。

 

"BLACK LIVES MATTERS"

 

何十年、何百年のアメリカの歴史の中で飽くことなく繰り返されてしまう黒人差別。

激しく胸をかきむしりたいくらいに腹が立つ今回の事件。正直、もう、うんざり・・・

 

でもこの数日、私はとても深く考えさせられることとなりました。

本当に”偶然”なのか”必然”なのかわかりませんが、このタイミングで私は3日間連続で不愉快な思いをすることになりました。

 

タクシーで支払いをしようとしたところ、クレジットカードの精算機が上手く作動せず、何度カードを入れても上手く行かない・・・

限度額にはほど遠いし先ほど使ったカードなのでカードに問題があるとは思えなかったものの、一応、他のカードに変えようと

思ったその瞬間に、メーターがずっと上がりっぱなしであることに気付きました。

”ちょっと何やってんのよ、普通、止めるでしょ?”って言ったら、運転手が突然激しく怒り出しました。”さっさと支払え”と。

私はそんなことでおとなしくなるような人ではないので(笑)、私も丁寧ながらも怒り出しました。

”カードの精算機が壊れているんだから私の支払いとは全く関係無い。早くメーターを止めなさい”と強く言ったところ、

運転手は自分の人種のことを追加して更に怒り出したのです。(彼は完全にアフリカ系移民の運転手でした)

”俺が黒人だからそんなことを言うのか?”・・・と。

私の怒りは頂点に達しました。だから言い返してやりました。

”じゃあ貴方は私にこんな嫌がらせをするのは、私がアジア人だからなの?”・・・と。

結局、私が結果としては勝ったのですが(笑)、非常に不愉快な気持ちになりました。

私が怒っている理由は人種とは200%関係が無いことであるのに、逆にそれを持ち出して”逆差別”でもしようとしていたのでしょうか?

 

その後、2日連続でスーパーやドラッグストアで店員と間違えられることがありました。

勿論、私が店員の皆様を下に見ているようなことは一切無く、話しかけて来た人たちが、”明らかに”私がアジア人だから間違えた”、

と言うような表現をしたので、とても不愉快に思ったのです。

 

 

私は米国市民ですが、常に日本人としてしっかりと誇りを持ち、そして”意識”しながら生活を送っています。  
~私はマイノリティーである、と。

今回、確固たる意思を持ってデモに参加している人たちを横目に、Looter (略奪者)と呼ばれる人たちの暴動が

かなり問題視されていますが、私は参加者全員に問いたいです。

”貴方たちは本当に一度も人種差別をしたことはありませんか?”・・・と。

 

私は彼らを見ていて、ボブ・マーリーの言葉を思い出しました。

 

~指をさして人を非難する前に、君のその手がよごれていないか確かめてくれ。

~ 誰もが自分の運命を決定する権利を持っている。

~批判するな。 自分自身を批判する前に。

 批判するな。 批判する覚悟がないのなら。

 

私が今、思うこと。

それは勿論、教育がとても大切であることは言うまでもありませんが、”sefl confidence ~ 自分自身への自信”を持たせる教育が

学校でも家庭でもとても鍵になると言うこと。

私も店員と間違えられた際に、ひょっとしたら、”冗談じゃないわよ。アジア人だからそんなこと言うのね?”と

キレまくる人間になっていたかも知れない。

でも、私はそんなことはしません。

何故なら、その考えを持つこと自体、アジア人であることに誇りが無くなってしまうから・・・

”自分”と言う人種を超えた”個”に自信があるから・・・

 

ニューヨークで生まれて多くの人種の中で勉強をしている娘と、毎晩、とても有意義な話をしながらワインを飲んでいます。

多くのお店が壊されている映像を見ながら娘は本当に不思議に思うようです。

 

”なぜ、こんなことを???”

 

この11歳の娘の素朴なWHY ??? を私達大人が決して忘れてはならないと思う毎日です。

 

 

 

 

 

私は2018年の年末まで一切SNSとはかかわらずに生きて来た、

自他ともに認める(笑)古~い人間でした。

始めてから1年半ほど経ちますが、基本的には”自分の世界観を共有したいな”と

思うことだけを文章に起こすようにして来ました。

 

でも、今、もう、なんでもいいから、

 

”お願い!!! SNSの拡散力、助けて!!!”

 

と心から叫ぶ毎日です。

ニューヨークのコロナ感染力は明日の命の保証がないくらい深刻です。

YoutTubeで配信した私の日本のみなさんへの生の叫びを、

できるだけ多くの人に伝えて下さい。

 

私が住むニューヨークの街は、核爆弾が落とされたわけでも無いですし、

目に見えて負傷した兵士が居るわけではありません。

しかしながらも、目の前に広がっている究極の恐怖と増え続ける異常な感染者の数を

数える毎日は、完全なる戦争状態です。

 

恐らく、私を含めたニューヨーカーは、生まれて初めて、”死”と言う言葉と

真剣に向き合って生活していると思います。

 

日本の皆さん、本当に本当に本当に、もうこれ以上の言葉が無いくらいに

叫ばさせて下さい。

大都市東京がニューヨークと同じ状態になるのは、恐らく時間の問題です。

いや・・・ 多分、もっともっと深刻な状態になると私は思っています。

 

目の前に居る愛する恋人・・・

目の前に居る当たり前の家族・・・

目の前に居る楽しい同僚・・・

 

彼らが明日、亡くなるかも知れませんよ、本当に!!!!!!!!!」

 

 

生きてさえいれば必ずまた好きな人には会えるし、綺麗な桜は見れますので、

とにかく家に居て下さい!!!

 

実はニューヨークでも、あるコミュニティーでの日本人の行動が

大ひんしゅくをかい、大問題になっています。

コロナがかなり深刻さを深めている状況下でありながらも、駐在員の奥さん達が

集団でテニスをしたり、大勢で子供を公園で遊ばせたり・・・・

 

今、世界的にも日本の政治力であったり、”封じ込める力”が試されている

この繊細な時期に、日本の国の名前を恥にさらすような行動を取る

こういう方々こそ、私は一番の”恥”だと思っています  

 

                                  ************************************

 

私が1ヵ月後に日本のニュースを観て、

 

”ほらみたことか!!!だから言ったでしょ!!!” と言う台詞を吐かないようにさせて下さい。

 

遠くニューヨークに住む”戦争”と闘っている私が、

”良かった!やっぱり我が祖国、日本は凄い国だ!!!”、と誇れるようにして下さい。

 


 

3月3日

 

最愛の一人娘(もも)が11歳のお誕生日を迎えました。

この日が来ると、いつも朝からソワソワします。

何年経っても陣痛の痛みを思い出しますし、娘に対面した時の感動は今でもしっかりと覚えています。

 

お豆のように小さくて可愛かった娘が、ぐんぐん・グングン大きくなり、今では私よりも足が大きくなってしまいました。

小さい頃は学年のお友達全員を呼んで盛大なパーティーを開催したりしていましたが、

今ではもうTeenager間近と言うこともあり、”お気に入りの子”だけと小さなパーティーをしたいと言い出しました。

 

今回のお誕生日は、なんと、ボーリング大会と我が家へのお泊り会をしたい、とのこと。

 

え??? ボーリング??? (汗)

本人には悪いのですが、私の娘は驚くほどの運動音痴なのです・・・

まあでも、ワイワイと盛り上がりそうだから良しとしよう!

 

そんなこんなで迎える”予定”だった3月7日のお誕生日会。

 

お友達は親友3名を呼ぶことにしました。

 

たくさんボーリングして

たくさんアメリカンフードを食べまくって

たくさん普段飲ませていないソーダを飲ませてあげて

たくさんゲームセンターで遊んで

自宅に戻っても夜中までたくさん騒がせてあげて

 

親である私までワクワクしてしまうくらい楽しい会になる”ところ”でした。

 

しかし・・・

 

 

お誕生日会の数日前に、突然、お友達のお母さんから軽いテキストが来ました。

 

 

”このコロナの感染力を思うと人が多く集まるボーリングには行かせたくないから、

お泊りにだけ連れて行くから”

 

と言う内容でした。

 

わかります、うん、わかるんです。

私も逆の立場だったら、同じ判断を下すかも知れませんし・・・

 

ただ、その書き方の酷いこと!

 

一言として、

”娘は行きたがっているんだけど・・・”

”ゴメンね、急なキャンセルで・・・”

”ももには本当に悪いけど理解してくれると嬉しいな・・・”

 

と言うような相手を思った表現は入っていない、恐ろしく事務的なキャンセルでした。

 

人数分のお金だって発生しているわけです(怒)

 

 

しかも、このお友達に関してはいつもお父さんとやり取りをしていて、実はこのお母さんには

一度も会ったことがありません。学校でも見かけたことすら無いくらい存在感が無いお母さんです。

一度も面識が無い人に送るテキストなら、尚更、言葉に気をつけるのが一般常識では無いでしょうか?

それに、それこそ逆の立場だったら、どう感じるか・・・

ただ、気軽に、”この日遊ぼうね”と約束していたのではなく、大切な子供のお誕生日会なんです。

そう・・・特別な日なんです。

 

 

私は不愉快な気持ちを抑え、”まあいろんな価値観の方が居るし”と言うことで、かなりの大人対応を

しましたが、これをどう娘に伝えるか非常に悩みました。

でも、知能の非常に高く勘の良い自分の娘を思うと、テキストこそ直接は見せませんでしたが、

しっかりと目を見て事情を説明することにしました。

 

可愛い目から大粒の涙が大量に出て来てしまい、私も貰い泣きしてしまいました。

 

 

その事実を伝えた翌朝・・・私は娘の目を見てしっかりと言いました。

 

”お友達はすっごく行きたいけどお母さんが止めているんだと思うよ。だからお友達を責めたり

してはいけないよ”と。

 

そしたら娘が、

 

”そんなこと、わかってる。私が泣いたのは来れない事実からではなくて、お友達の

気持ちを思うと可哀相だな、と思ったからなんだ。あの子だって皆とボーリングしたかっただろうし”

 

とのこと。

うんうん・・・ちゃんと心の優しい子に育ったな!と胸が熱くなりました。

 

 

その日の夕方、娘を学校からピックアップした際に、余り重くならない程度に問いかけてみました。

 

”お友達、どうだった?”と。

 

そしたら娘がこう言うのです。

 

”すっごくゴメンねって謝って来た。なんか一緒に住んでるお婆ちゃんが肺と心臓が悪くて寝ているんだって。

だからもしあの子がコロナを貰ったら確実にお婆ちゃんが重症化するからどうしても行けない、って

家族で決めただって”

 

 

ううううううううううううううううううう!

こんなことを”子供”に説明させる親って、どうですかね???

こんなしっかりとした理由があるのであれば、私にもっとしっかりと、そして”気持ちよく”キャンセル

できたのでは無いかな?と、本当に残念で仕方がありませんでした。

 

 

 

相手を思う気持ちは使う言語は関係ない!!!

そして子供を思う気持ちに国籍は関係ない!!

 

何よりも子供達の気持ちを一番に考えて欲しいな、と、この顔の知らないお母さんにただただ怒りを

覚えた私でした。

 

 

 

ニューヨークは、そしてニューヨーカーの魂は眠りにつくことはなく

何かを配信し続けています。

 

私はその鼓動をどうしても皆さんにお伝えしたい・・・

写真や文章だけでは伝えきれない息遣いをどうしても伝えたい・・・

マンハッタンのみならず、ニューヨーク市の隅々まで知り尽くしている

私にしかできない”本物の”ニューヨークを伝えたい・・・

 

留学生から駐在員の方々まで、そしてただニューヨークが大好き、という方でも

楽しめるようなチャンネルにして行きたいと思っています。

 

ニューヨークの”裏”市長を目指します!

 

チャンネル登録して下さいね。

勿論、リクエストも大募集しています!

 

 

 

 

毎年我が家の恒例になっている、Macy'sにやってくるサンタクロースとの写真撮影!

 

今年は娘が高熱を出したことにより、キャンセルとなってしまいました。(涙)

しかしながらも、粘りに粘った結果、急遽空きの時間帯が出ましたので

飛んで行きましたラブラブラブ

 

ところが・・・

 

 

予約を入れたにも関わらず、長蛇の列えーんえーんえーん

 

 

まさかこんなに並ぶことになるなんて予想すらしていなかった私は、

美味しいピザをバクバク食べて、

赤ワインをパカパカ呑んで、上機嫌で現れました。

 

 

待つこと1時間以上。。。(この時点で夜の10時です!)

 

 

ぐったりと疲れていた私は、さりげなく並んでいる人を観察してみました。

 

 

”ん? 時間帯のせいもあるけど・・・、子供が居ない~!”

 

 

良くみてみたらカップルや女友達など、大人ばかり。

 

 

”そっか・・・大人だってやっぱりサンタさんには会いたいんだな”、と

心がポッと温まりました。

 

 

 

でも、きっとこれは日本では見られない光景だろうな、と、

何だかアメリカ人の素朴さが無償に可愛くなった夜でした。

 

 

結局帰宅したのは、11時過ぎ。

クタクタになりながら、冷蔵庫から冷たいビールを出して呑んでしまった私でした。

 

 

Aki Yamabe

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私は全般的にアートは好きですが、内臓が震えるほどの作品には余り

出会ったことはありませんでした。

そう・・・ ”草間彌生様”に出会うまでは・・・。

 

彼女の作品を観ると私は全身に鳥肌が立ち、脳の中で確実に何かが”爆発”するのです。

それはもう抑えきれない強い感情・感覚で、眩暈すら感じでしまうほど。

 

まるで私の心の中、脳の中を表現してくれたかのような構図。

眠気をぶっ飛ばすような色彩感覚。

彼女の息遣いが聞こえてくるかのような躍動感。

 

彼女の作品を観ていると、岡本太郎の言葉がいつも頭をよぎります。

 

~ 芸術は爆発だ ~ 

 

そうそう、本当に”大爆発”です!

 

 

*************************************

現在、ニューヨークのDavid  Zwirner ギャラリーで草間彌生さんの個展が

開かれていますので観に行くことにしました。

 

非常に人気の高いInfinity Roomは少し並ぶかな・・・と覚悟はして行ったものの、

なんと待ち時間2時間。。。しかも外。。。(涙)

 

さすがに零下の中で外では待つことができず、仕切り直しをすることにしましたが、普通に展示されている絵画などは気軽に観ることができましたので、

ゆっくりと鑑賞して来ました。

 

 

この街ニューヨークには、アーティストに”なろう”としている人を

数え切れないくらいに見かけますが、アートが抑えられないくらいに

身体の細胞から溢れ出て来る人はそこまで多く無いように思います。

 

芸術は理屈では無く、溢れ出て来るものなのです。

 

 

彼女の作品から夥しい量のエネルギーを貰った私は、

しみじみ心を豊かに育てることの大切さを感じた一日でした。

 

しかしながらも、気になることがありました。

 

私が足を運んだのは気温は低いものの、とても天気の良い土曜日でした。

でもギャラリーでは私が感じた限り、一人として日本人を見かけませんでした。

逆に圧倒されたのが、若い中国人の数。

過半数のお客さんが明らかに富裕層と言える部類に入る若い中国人の子達でした。

しかも零下の中、2時間待っても草間さんの作品に触れたい、

と言うパッションを感じました。

 

日本人には心を豊かにすることに時間やお金を使う気持ちが本当に薄くなって

しまったのかな・・・と、悲しくなりました。

たまたまその土曜日に少なかったのかも知れませんが、

少しだけ苦いものが心に残った日となりました。

 

今の日本に足りないもの・・・それは、”アートシャワー”です!

無条件に美しいものや無条件に感動するアートに触れて、止まっていた心の針を

動かすことです。

このシャワーを浴びていれば、人間関係も豊かになると信じている今日この頃です。

娘は現在5年生。
普通に私と”女子トーク”できるようになって来ていて、毎日が楽しくて仕方がない😘
主人を”からかう”方法までソックリになって来た(笑)

これから思春期真っ只中に突入する娘を見ながら、”あとどれくらいベタベタしてくれるかな”と思っていた矢先に、学校から連絡か来た。

 

“5年生は4回に分けて専門家を呼んで思春期講習を行います。保護者の方でどう言うクラス内容か知りたい方は、生徒に先行する形で講師がクラス内容を話しますので申し出て下さい”

 

…この内容で私が手を挙げないと言う選択肢は無い!(笑)

 

二日酔いの頭で、朝8:30から行って来たが、集まった親は12-3人ほど。余りの少なさに驚いた!

簡単な説明が終わり質問コーナーになった瞬間に真っ先に手を挙げた。

私の質問は至ってシンプル。

“どうしてこんな繊細な内容のクラスを男女混合でやるのですか?私が育った日本では完全に別々でしたが…”

これに対する講師の返答に絶句…😳

なんと男女共同で行うことはニューヨーク市の法律で定められてしまったのだそうです!
LGBTの流れであることは間違いないのだとは思うものの、余りにもこの街は、この”人達”に過敏になり過ぎていると思う。
あくまでmajority は、まだ、男の子と女の子である限り、この子達の繊細な心を余りにも軽視していると思いませんか?

私はこの国に長く住んでいて、LGBTの友達も普通にいたし、全く反対はしない姿勢を貫いているものの、最近、正直、かなり不愉快に思うことが続いていることも確かです。

先日、high-endのフレンチレストランでのこと。おトイレに立ったら、トイレが小学校のトイレみたいになっているんです!
入り口のドアは一つで中に4-5個の個室が並んでいて、中央に手洗い場。男女、入り乱れる感じで使っているのです😫😫😫
一人で軽く250-300ドルは支払うお店で、私のようなマダム(笑)を軽視してジェンダーフリーを目指す高級店…私は紳士達とトイレを共にしないとならない侮辱行為に対して偉く憤慨した。
帰り際に、かなりの目力でマネージャーにクレームをした。

しかしマネージャーの言葉に言葉を失ってしまった。今のニューヨークではとにかくLGBTの人達が力を持っているため、トイレをジェンダーフリーにしないと一気に得点が下がるのだそう。

さて、私がレストランの経営者なら、果たしてどんな選択をするだろうか?

日々、この問題には頭を抱えてしまう。

今日の銀行での出来事 🏦🏦🏦



私が窓口に並んだところ、待てど暮らせど私の順番がまわってきません。
しかも開いている窓口は1つのみ・・・
そして私の前の方は、かなりのオジいさん・・・😅😅😅


”あ~あ・・・まいったな😅😅😅 他の支店に行こうかな・・・”
・・・と、内心で呟きながらさりげなくオジいさんの様子を見ていたら、

思わずテラーとの会話が聞こえてしまい、せかす気分が吹っ飛んでしまいました。


長~い会話を簡単に要約すると・・・


* お財布を全て失くしてしまって全く現金が無くて困っている
* 何か銀行に証明できないか、と思って最近亡くなった妻のATMカードだけを

  持って窓口に来てみた
* 財布の中にIDが入っていたのでどうやっても今は自分を証明できない


と言うことのようなのです。

ここからの彼らの会話が何ともアメリカらしいと言うか、

失礼ながらも笑えるというか・・・
少々長いのですが、かなり面白いので読んで下さいね!


テラー: とりあえずお名前を聞いてもいいかしら?

老人: フランクです

テラー: OKフランク、まずは貴方のお誕生日を教えて貰える?

老人:     1924    年*月*日・・・
    (亜紀: ここで私、年数を聞いて後ろでひっくり返る! 

    だって第二次世界大戦中、もう15歳じゃん!

    しかも今、え?    94歳????)

テラー: 次は今の家の住所と、その前の住所を答えられるかしら?

老人: (普通に答える)

テラー: 本人確認で登録されている質問をするわね。
     好きな映画とファーストキスの場所、答えられるかしら?

老人: (一人で赤面しながら嬉しそうに答える)

テラー: 次は亡くなった奥さんのお誕生日をお願いできるかしら?

老人: 10月の・・・えっと、えっと・・・あれ、参ったな、

    どうしても日にちが出てこない。。。 

    でも、可愛いベイビーは僕の同級生だったんだよ。
    (亜紀: え?奥さんも1924年なの?最近亡くなったってことは、

    彼女も90歳台?凄い・・・!)

テラー: あら、フランク、奥さんが天国で怒ってるわよ。

     ほら頑張って思い出してみて!
     10月前半かな? 後半かな?
     ファーストキスの場所は覚えているのに、ほら頑張って!

老人: ああ、そうだ! 僕の母親の誕生日なら覚えているよ・・・
    18**年の・・・
    (亜紀: え? マジ? どこまで時代が遡るの?

    でも、私の主人が私の誕生日は忘れて母親の誕生日を覚えていたら、

    完全に化けて出るけどねえ・・・・テラーに座布団1枚だな、これは!)

テラー: OKフランク、そうしたら苦しいけどこうしましょう。

     私個人は貴方がこの口座の持ち主であることは確信しているんだけど、

     銀行の規則でどうしてもIDが無いと多くのお金が出せないの。

     今日はとりあえず特別に100ドルはこの口座から出すけど、

     それでいいわね? 全部20ドル札でいいかしら?

老人: 全部5ドルでお願いします。


テラー: 5ドルは難しいから20ドルにするわね。
     (亜紀: おいおい、だったら老人に希望なんて聞くなって・・・)


こうしてこの可愛いオジいちゃんは、何とか100ドルは手に入れたのですが、

これから先、どうやって生活をして行くのだろうか???と、

何だか心配になってしまいました。
SS番号(社会保障番号)のカードを取得するにも先にIDが必要だし・・・
94歳で今更ID申請かあ・・・それもどうかな・・・・
ご家族、居ないのかな・・・


こんなことを考えながらオフィスに戻り部下にこの話しをしながら、

私がこう切り出しました。


”でもさ、厳しいように聞こえるけどアメリカはID国家だから一応は

統一されているよね。
これが日本だったらどうなるんだろう?”


そしたら、部下が、

”実は私の友人が銀行の窓口をやっているのですが、全く同じようなことがあった、

と昔、話してました。で、この男性は、自分の昔の写真をたくさん持って来て、
”ほらな、これが若い頃の俺で・・・”って、全部披露して本人確認をしようとしたらしいですよ”


ははは。爆笑!日本は平和ですねえ~!
この方の”顔の遍歴”で本人確認をしたいのではなくて、目の前に居るこの方と、

口座の持ち主が同一人物か、を探りたいのに、何ともおめでたい!


このアメリカと言う国は何をするにもIDが必要となりますが、私も自分のIDを失くしたら、果たしてどうやって自分を証明するんだろう?、と考え込んでしまいました。今夜のワインの共となる”ネタ”が決まったようです。
 

 

Aki Yamabe

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自分自身が若い頃(シカゴ在住時、今から25年近く前のこと!)。

それはそれはハロウィンを楽しんだものです😚🎃

  • 血にまみれたナース💉
  • ド派手なフラッパー😎
  • ジャネット・ジャクソン💃🏽 (25年前の一番人気でした!)

などなど・・・今になって思い返すと赤面するような変装を楽しみました。

あの頃に今のようなiPhoneがなくて良かった~!

あの写真が残っていたら、私、恥ずかしくて街を歩けない・・・ ((^_^;;;)

 

年齢を重ねるに連れハロウィンから遠くなっていましたが、小さい子供が居ると夏の終わり頃から、少しだけソワソワするようになりました。

 

娘がとっても小さい頃は、「さて、今年のハロウィンは何をさせようかな?」と、私が主体で考えていましたが、10歳となった今では、「さて、今年のハロウィンは何をやるのかな?」と、娘のアイデアを楽しみにするようになりました。

 

下記がちなみに去年のハロウィン!👻

 

 

親友の子と『Salt & Pepper』です😆🧂ふふふ。この衣装、ほとんど私の手作りです!

とにかく字を綺麗に型取るのが難しかったです✂️

 

今年のハロウィンももう直ぐなので、秋の雰囲気を盛り上げるため、家族で楽しいアート大会をしました。

 

パンプキンに顔を描くのはちょっと飽きたので、それぞれが思い思いのグラフィックを描いてみることに。

秘密主義者の娘は、私と主人も別の部屋にそれぞれ隔離して、最後まで作品を見せ合うことなく『大会』を終えました😅

 

 

それと私が立ち上げている子供向け眼鏡ブランド『Momo Kids NY用にも、遊びながら作ってみました!

おっ?我が社の次なるクライアントはパンプキン様かな?🎃

 

 

パンプキンだけだと盛り上がりに欠けたので、無地のトートバックを買って来て、それぞれで秋をモチーフにしてペイントしました。これはなんだか良くわかりませんが、娘が審査員になり私と主人が競うことに・・・。私、主人に負けました。とほほ・・・

 

 

これからの時期、アメリカはイベントが多くなりますが、いつまでも子供の心を忘れずに傍観せず、参加することで楽しみたいと思っています😊

 

今、密かに娘と主人に何か変装させよう、と思案中。。。ふふふ。どうなることやら・・・😉

 

Aki Yamabe

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先日、娘が久しぶりにお友達の家にお泊りだったので、主人とゆっくりデートすることに💕

 

マンハッタンからブルックリンに至るまで、「どのレストランに行こうか?」、と色々と思案しましたが、結果として、『味に間違いが無く居心地が良いお店』、と言うことで考えると、大好きな『あのお店』になりました😆

 

残念ながらも私と主人の隠れ家のため、お店の名前は伏せますが(笑)、私と主人が長年応援している最高ビストロフレンチが、なんとハーレムにあるのです㊙️

 

最初は本当に小さいお店からのスタートでしたが、実はつい最近、かなりお店を拡張することになりお引越しされましたので遊びに行くことにしました!

 

 

しかも・・・お引越しされたばかりなのでお酒の免許(リカーライセンス)が未だ無いようでして、なんと、好きなワインを自分で持ち込めると連絡が入りました🍷

 

ひひひ。 ワイン好きの私と主人には最高のお知らせ♪♪♪

早速、大好きな赤白を1本ずつ買い込み行って参りました💑

 

 

このお店の名物(signature dish)であるチキンレバーパテは、私が人生で食べたパテの中で堂々たる1位に君臨し続けている最高の逸品!

 



この時点で既に白ワインは終わりに近くなっていること間違い無し!

 

 

そして何よりもメインメニューに必ず入っている『鴨ちゃん』は、どのような調理方法のメニューでも、最高得点が毎回出る洗練された味に仕上がっています💯

 



そしてこの時点で赤ワインも終わりが見えてしまっている状態になります!

 

今回も至福の時間を過ごすことができました。 

体重計が怖い・・・(汗)。 私の肝臓をパテにしたらさぞかし脂が乗って美味しいだろうなあ・・・。 きゃあ~!

 

帰り際にオーナーのご夫人と少し話すことができたので、お引越しのお祝いと共に、少しだけ過去の話しなどをしました。

  • とにかくハーレムで勝負したかったこと。
  • そしてとにかく、フランス人に認めて欲しかったこと。
  • 最高に美味しいフレンチを安く提供したかったこと。

こんな話しをしていたら、大昔の私のハーレムでの経験がたくさん蘇って来ました。

  • 25年ほど前のこと。ジャズバーに行く途中でタクシーに乗っていたところ、信号待ちの状態で、危うく銃弾に当たりそうになってしまったこと。
  • ハーレムのお洒落なレストランバーで友人と食事をしていたら、『アジアンビッチ』と言われ、トイレで袋叩きに遭いそうになったこと。
  • 歩いているだけで、「チノ(中国人に対する当時の差別語)」と呼ばれ石を投げられたこと。

こうして冷静に思い返してみると、私は今、生きていることが不思議なのかも知れませんね😂😂

 

ところが今では、そのビストロにはお洒落をしたカップルや仲間達で賑わいを見せ、このビストロがある通りには高級ステーキ屋が並びリムジンが停まっていました😳

 

スターバックスがニューヨークに登場して久しいですが、『ハーレムに開店できたら本物』と言われたことがありました。・・・今では数は未だ多くは無いものの、ハーレムでも普通に飲めるようになりました☕️

 

それもそのはずです。

 

ハーレムの現在のスタジオ価格は、高層マンションではなく普通のアパートでさえ $1,800(約19万5千円)がスタートラインとなり、数字としても大きな変貌を遂げました📈

また、皆さんは余りご存知では無いのですが、私が持っている不動産ライセンスは2年ごとに23時間近い講習を受けないとなりませんが、その講習に行く度に、ハーレムで活躍しているブローカーにとても多く会うようになりました。

(ちなみに私がこの業界に入った際には15年間ライセンスを持っていると、その後の講習は免除されることになっていましたが今では法律が変わり、2年ごとに講習を受けないとならなくなりました。驚くほど面倒臭い!)

 

 

 

私は不動産会社を立ち上げた際、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクスに至るまで、全ての地下鉄の駅に降り立ち、何か手がかりは無いか、ビジネスをしてくれる家主は居ないか・・・と、毎月靴を1足ダメにするくらい歩き倒しました🥿

 

何だか久しぶりにゆっくりとハーレムを歩いてみたくなりました。

そうだ!可愛いスニーカーを履いて娘と散歩でもしてみようかな・・・🤔👟

 

Aki Yamabe

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