所得税確定申告シーズン到来 | 秋山勉税理士事務所のブログ

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いよいよ確定申告シーズンの到来です。インターネットに関する国税庁の仕組みとしては、WEBで確定申告書作成コーナーが1月5日にオープンし、e-Tax(電子申告)は1月13日より24時間体制となりました。
 確定申告書等作成コーナー
 e-Tax
 確定申告書等作成コーナーは、スマートフォンには対応してませんが、パソコンと比較し機能の制限はあるもののタブレットには対応しているようです。さすがに使い勝手が良いと言えそうもなく、どうしてもパソコンを利用できない方のみご利用されるのがよろしいかと思います。
 タブレット端末を利用して申告書等を作成する方へ
 スマートフォン対応の確定申告特集ページが作成されています。参考程度ですね。
 平成26年分確定申告特集(スマホ版)
 昨年6月よりe-Taxはスマートフォンに一部対応し、情報の確認等ができるようです。
 「納税に便利」6月16日から、スマートフォン等でe-Taxがご利用いただけます(平成26年6月16日)
 
 通常の確定申告は2月16日からですが、還付申告は1月1日から申告書の提出が可能です。毎年のことですが、私は一番最初に自分の申告書を提出します。平成26年分は昨日無事に提出が終わりました。個人事業主とはいえそれなりの処理量があるのですが、毎月データ入力等をしっかりしておけば問題なく1月中に提出できます。
 ただ、毎年このようにしているのは、独立当初の苦い経験によります。私は独立前は大手の会計事務所で主としてコンサルティング業務を行なっており、一般的な所得税の確定申告業務はほとんど携わったことがありませんでした。ですが、独立するとありがたいことに多くの方にご依頼頂き、一つ一つこなしていましたが、ペース配分がわかりません。自分の確定申告は手を付けずに後回し、お客様の申告が全て完了し、申告期限当日に作業を始めましたが、間に合うはずがなく、あえなく期限後の申告となりました。その翌年以後は一番最初に自分の申告書を提出し、すっきりしてからお客様の申告書を提出しています。
 それと所得税の確定申告書はほとんど国税庁WEBページのシステムかe-Taxソフトで作成していますが、毎年何らかのバージョンアップが行われており、最初に自分の申告書作成でそれらに慣れておく、という意味合いもあります。平成26年分では新たに配当所得について「配当集計フォーム」というエクセルのシートが用意されています。
 いずれにしろあと2ヶ月、しっかりと確定申告業務を行なっていきます。