虐待する人は被害者に、「あなたのためにやっている」と言う。
虐待を受けている相手が、子どもでも、老人でも、配偶者であっても、そう言うのがパターンなのだそう。
私はやりたくてやっているのではない、あなたのためにしょうがなくやっているんだと、自分を正当化する。
この「あなたのために」という言葉は、虐待だけでなく、多くの場面で使われている。
多く見られるのは、子どもの〝しつけ〟
「あなたが将来困らないように、教えてあげているのよ」
そう言われて育った子どもは、罪悪感を常に持つようになり、また自分の意思で行動することができなくなる。
「みんなのためにやっています」
「あなたのためにやってあげてる」
仕事や友人関係で聞くこの言葉、親切心なのだろうか。
主体を自分に置いていないように感じて、私はいつも違和感を覚える。
みんなのためにやりたいのは誰?
誰かのためにやろうと思ったのは誰?
あなたがやりたくてやっているんじゃないの?
みんなのために、誰かのためにやった先に得られる何かがあるんじゃないの?
(その何かがが悪いってことじゃないよ)
素直に「私がやりたいから」と言えばいいのに。
なぜ、自分の意思を、他者に被せるんだろう。
何かをする目的が、みんなのために、誰かのためにと言っている人と関わる時、私はちょっと慎重になる。
この人はほんとうは何を得たいんだろうと、ちょっと離れて見てしまう。
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