感情は身体ともつながっています。
こんにちは。
インナーチャイルドのカンチガイを解き
自分自身を繁栄させる道案内
心理カウンセラー
心屋認定インストラクター
エンターテイメントプロデューサー
竹内やすこ です。
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連休の中日は、東京・阿佐ヶ谷に行くことにしていた。
長く続いているバリ芸能のお祭り「阿佐ヶ谷バリ舞踊祭」が、コロナ禍を経て３年ぶりに開催される。
８月の初めに開催される予定だったのが、感染者急増により延期になり９月の開催になった。
ガムラングループのメンバーとして、私も毎年奉納演奏に参加していたのだけど、コロナ禍で仕事との兼ね合いでずっとお休みしている。
それまではガムランの音にどっぷり浸った生活をしていたのに、稽古に行かなくなって生の音に触れる機会がなくなった。
ガムランは緻密な設計で大きな唸りと響きが出すように作られた楽器で、不可聴音域がめっちゃ広く、生でしか味わえないすばらしさがある。
私の中のガムラン成分が不足しているので、このお祭りにはどうしてもどうしても行きたかった。
同じ日にイベントの仕事が入ってきたけど、当日は私がいかなくてもいいようにうまいことスケジュール調整した。
虫除けも買って、当日着ていく服も決めて、めっちゃ楽しみにしてた。
のに、台風・・・。
いや、台風がまともに来てくれたらあきらめもつくんだけど、
台風は逸れ、バリ舞踊祭は開催、
でも、天気がビミョーなので仕事の方は判断とサポートする人間が必要となった。
心屋でいくと「そんなの知らねー、私はお祭りに行く」でもいいんだけど、
仕事の方も大事なので、バリ舞踊祭を諦めた。
１０月にはバリの影絵芝居公演をするので、ガムランシャワーはそこで浴びればいいって、自分を納得させた。
屋外で実施予定だったイベント、
曇りだったのが雨が降ってきたので、イベント会場を屋内に変更する。
１時間ほどすると雨が止んだので、イベント会場を屋外に変更する。
しばらく屋外で実施してたら、怖いほどの雷が鳴り、安全のためイベント会場を屋内に変更する。
▶︎スクレイパーで雨に濡れた床面を均す。やった成果がすぐ現れてちょっと楽しい。
全部終わってヘロヘロになって電車に乗った。
Facebook開くと、友人たちのバリ舞踊祭投稿がいくつか。
大雨が降る中、演奏は横幕を張ったテントの中、
お客さんは傘を差しながらも足元はずぶ濡れになって見ている。
ああ、こんな雨でもやってるんだ。
阿佐ヶ谷雨上がったよーという投稿。
私もこれから行こうかなという投稿。
第２部始まったよという投稿。
今から阿佐ヶ谷行ったら、第３部には間に合うだろうかと調べてみたら、１時間弱は見れる時間に到着する。
一番見たかった私のグループの演奏。仲間たちの演奏。
間に合うな。
でもめっちゃ疲れてるし。
ガムランの音聞きたいな。
でも早く家に帰ってダラダラしたい。
みんなに会いたい。
でも今日はホントに疲れてヘロヘロなんだよな。
明日１日寝てればいいか。
終わった後、家に帰るのがすごいしんどいだろうな。
電車が２駅くらい走ってる間に、いろんな考えが次々に出てきた。
▶︎家に帰ったらシャワーしてビール飲んでダラダラする
＝何が起こるかわかる
▶︎阿佐ヶ谷に行ったら予想しないことがあるかもしれない
というのが、最終的に阿佐ヶ谷に行くことを決めた理由だった。
心の奥の自分は行きたいと感じていて、大人の思考の自分が疲れてるからやめようかと考えていたのよ。
中央線に乗ってたら、人身事故で電車が止まる。
お祭り終わるまでに着かないんじゃないかと泣きそうだった。
会場の阿佐ヶ谷神明宮にやっと着いたのは、最後の１曲が始まる時だった。
雨が止んだ会場には、たくさんの人が集まっていた。
人の波をかき分け、一番奥のガムラン舞台の真ん前に陣取って、最後の１曲を堪能した。
私が大好きな曲。
何百回と練習した曲。
みんなと一緒に演奏している気持ちになってそばにいた。
最後の曲が終わって、挨拶が終わっても、お客さんからの拍手が鳴り止まなかった。
踊る側も、演奏する側も、実行委員メンバーも、お客さんも、みんなが特別な思いで今日の舞台を迎えたんだろう。
よかったよかったという気持ちだけでない何かが、拍手の中に込められていた。
関わり方はそれぞれだけど、この場にいた人全員の思いが一つになったすばらしい空間だった。
ガムラン舞台に走っていって、
演奏者の一人一人と握手とハグして、声をかけ合って、再会を喜び合った。
出番の終わった踊り手さん、観にきていた演奏者や踊り手さん、実行委員のみんなと声をかけ合って再会を喜び合った。
会うのは３年ぶりくらいなのに、みんなフツーだった。
実行委員長さんとは言葉にならない思いを分かち合った。
▶︎ホントはテントの中に入って行きたかったけど、ちょっと遠慮しちゃった
ほんの少しだったけど、最高にハートウォーミングな時間だった。
すごく居心地が良かった。
何と言うか、場の空気が肌にぴったり合う、みたいな？
ガムランは、すごく簡単なパートでもとても大事で、一人が必要な音楽。
上手くても下手でも、お互いを尊重し、サポートし合ってつくり上げる音楽なので、
そこに関わる人たちは、それぞれ不満や合わない部分があっても、それも認め合い、譲り合って集っている。
その人と人との関わり方が好きだな。
たくさんの友人たちと会って、話して、幸せな気持ちで帰りの電車に乗った。
疲れるどころか、テンション上がってめっちゃ元気になってることに気づく。
人は感情で体調不良にもなるし、元気にもなる。
全部やめたくなったり、やる気が出たりするんだね。
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