8月3日、早朝5:49分
おじちゃん、大好き!
大好きな、大好きなおじちゃんが天国に行きました。
おじちゃんは本当に本当に素晴らしい人でした。
優しくて、ものすごく働き者で
いつもおばちゃんと、朝から晩まで畑を耕してました。
おかあさんも子どもの頃から、起きて一日おじちゃんがダラダラしてるとこは一度もみたことが無いって言ってました。
そしておじちゃんを嫌う人は本当に誰一人いませんでした。
優しくて誠実、真面目で、すごく面白くて
誰のことでも悪くいったりすることは絶対にありませんでした。
多くを口に出すことはせず、しかししっかり考えやることはきちんとやる。
そんな人でした。
そして手先が器用で、綾たち孫が小さい頃は、竹馬やタケコプターをつくってくれたりしました。
おじちゃんちの庭で花火をいつもみんなでやるときに、打ち上げ花火に
「あっちーなちきしょ!」って言いながら
火をつけてくれた姿、いまでも鮮明に思い出します。
そしておじちゃんは歌が本当にものすごく上手で
演歌の先生でもあり、数々のコンテストで優勝もしました。
お葬式やお通夜の会場では式の前後におじちゃんの演歌が流れてて
本当に喉回し、息の使い方上手で
改めて久しぶりに聴いて驚いたのと同時に、生前のおじいちゃんの声を聴きながら、おじいちゃんの遺影を見て涙が止まりませんでした。
人ってこんなに涙が出るんだっておもうくらい、2日間ずっと泣きっぱなしでした。
みんながおじちゃん大好きでした。
おせんべいが大好きだったおじちゃん。
あまいものがだいすきだったおじちゃん。
仁丹をよく食べてて、あのにおい、小さい頃嫌だったな。
入院中、4ヶ月点滴だけで、後1回おじちゃんに何か食べさせてあげたかった。
おじちゃん、天国でおせんべい、思う存分食べてね。
8月7日お葬式の日、おじちゃんの顔に少しシミがでてきちゃって、おじちゃんの顔にメイクをさせてもらいました。
会場の方は男性だけと言うことで、自ら申しで、綿棒を使い、30分以上かけてメイクさせてもらいました。
おじいちゃんの顔はもう皮膚が柔らかくて、こすれなかったからドキドキしてすごく難しかった。
綿棒の先を爪で引っ張ったりひねったりして、もう繊維一本一本を駆使して乗せて広げていく感じでした。
もう大丈夫かな、と思ってもおじいちゃんの歌が耳に入ってくると
もっともっと、最後にできるだけみんなに綺麗な顔見てもらいたい、その思いだけで頑張れてました。おじちゃんにたくさん話しかけながら
おじにゃんの顔にお化粧することがあるなんてびっくりだよ~!って
特別だよね。
結果すごくシミがあったのか分からなくなるくらい綺麗に出来て
最後にお花をお棺に入れるとき
「綺麗な顔ね~」って親戚の方の声が耳に入ってきて
お花に囲まれたおじいちゃんは本当に綺麗で、
お母さんが
「あや、本当にありがとう。おじちゃん喜んでるよ。本当にありがとう!!」
って腕を掴みながら言ってくれて
本当に、よかったっておもった。。
お通夜やお葬式には、ものすごい数の方々が来てくださりました。
外に並んでるくらい。
おじちゃんの人徳を改めて感じました。
おじちゃんのお棺の中にはには、皆からの寄せ書き
おせんべいや仁丹、駄菓子のジャイアントコーン
あとお花もおじちゃん好きで。
おじちゃんの大好きだなものをたくさん詰めて天国に持ってってもらいました。
おじちゃん、81年間本当にお疲れ様。
みんながおじちゃん大好きだよ。
天国でたくさん歌って、たくさん食べて、ゆっくり休んでね。
おばちゃんとお母さんを支えて行かなきゃ。
いつかくるって、分かっててもやっぱりさみしいね。
おじちゃんの人生は「儚い」なんて思わないけど
最後にお骨を骨壷に収め終わった後
なんとも言えない気持ちになるね。
こんな箱におじちゃん入っちゃったんだぁ。って
人間の命って儚いなって。
儚いってことばで表現合ってるかな?
なんていったらいいのかな、なんか、なんだろ難しいな…
でもおじちゃんがみんなにしてくれたこと、思い出はずっとみんなの胸の中で消えない。ずーっとある。忘れるわけが無い。
みんなに愛されてる。
優しかったなおじちゃん。
本当に広い人でした。
自然みたいな人。
「おう綾、すいか食べるか?」
って、今でも出てきそうだなぁ。
おじちゃんが亡くなったその日、始発で帰るために駅前で電車を待っていたら
茶色い鳩が一匹近くにいたの。
茶色と白の二色かな?
茶色い鳩なんて初めて見たから、驚いて近づいていったら
またもう一匹またもや茶色い鳩が飛んできて
かと思ったら、また茶色い鳩が飛んできて
ビックリして、写真撮りたいなってバックを見たら
次は黒っぽい鳩が飛んできて4匹になったら
綾の方に向かって、バ~~~!って飛んできたの。
綾が反ってよけないとぶつかっちゃうくらいのところを通って、空に向かったの。
そのとき、なんか不思議な感じがしたんだ。
そのあとなっちゃんと最寄りに着く時間が一緒だったから、病院におじちゃんまだいると思って向かったら
入り口のドアの不自然なくらい真ん中に鳥が一匹いたり。
それから実家で親戚で集まってたら、お母さんの妹さんが
「今日鳥がね1000匹くらいもう物凄い数が空に集団でバーって飛んでたの!あんな数初めて見たよ。おじちゃんきっと鳥になったんだよ」
っていってて
あ、やっぱりなって。
おじちゃんは鳥になって、綾たちをきっとこれから見守ってくれるんだなぁって思った。
ちなみにひいおじいちゃんはテントウムシなんだよ。
綾の部屋にはテントウムシがたくさん来るの。
窓のところに一度も10匹以上が溜まってるときもあったし
友達と旅行にいって、寝るとき天井に止まってることも何度かあった。
綾も霊感あったり、不思議な体験を割とする方で、感じるの。
おじちゃんが見守っててくれるのはもう感じるの。
ありがとおじちゃん。
昨日は帰ってきて、家族みんな帰った瞬間寝ちゃいました。
あやも19時からお昼13:00まで爆睡しちゃった。
今からおじちゃんにお線香あげに行ってくるよ。
あやも頑張るから、おじちゃん見守っててね。
小さいお花の飾り付けと、寄せ書きの絵書いたよ!