昨日は生後12日目。
そろそろミルクを減らしていきたいと思い、昼間は母乳だけでやってみることにしました。

時間が空かず、頻回授乳になるので、わたしは詩ちゃんにかかりきり。
琴ちゃんは元気に、おばあちゃんと遊んでいました。

昼前に琴ちゃんが部屋に来て、詩ちゃんが寝ている隙に甘えだし、おっぱいを要求してきました。

これが噂の赤ちゃん返り……!

戸惑いながらおっぱいをあげてみました。
吸い方は忘れているらしく、くわえているだけですが、なんだかくすぐったい。
詩ちゃんに吸われてもなんともないのに、ホルモンの働きでしょうか。すごいですね。

しばらくして、琴ちゃんの方から離れたのですが、すぐにまた欲しがりだしました。
そのときはわたしもあげていいのかどうか迷いがあったので、赤ちゃんのだからこれでおしまい、と、それ以上あげませんでした。
琴ちゃんは泣いて、母に連れられ去って行きました。

わたしは早速、検索魔。
かえって情緒不安定にさせてしまったり、
本格的におっぱいに戻ったりしないか心配でしたが、
色々見た結果、あげても問題はなさそうで、気が楽になりました。

その後も琴ちゃんは、ご飯を食べていても歌ったりおどけたりハイテンション。
眠そうなのに昼寝せず、素直に頷いた後でイヤイヤと言い出したり、一貫性に欠ける言動を繰り返し、元気というより……暴走?

夕食を食べて、そのまま眠気で沈没。

なんかおかしいね、ストレスたまってるのかもねと話していたら、寝室から泣き声が聞こえてきました。
琴ちゃんは寝たまま泣いていました。

抱き上げて話しかけると、更に激しく泣き始めました。
「いっぱい泣いていいよ」
「泣いても嫌いにならないから大丈夫よ」
と、声をかけて、膝の上に抱っこしました。

琴ちゃんは、止めたくても止まらない様子で、苦しそうに泣いていて、わたしも一緒に泣いてしまいました。

一時間近く泣いていたでしょうか。
ようやく少し話せるようになり、一緒にお風呂に入ることに同意してくれました。
お風呂では、笑顔の合間に泣いたりして不安定でしたが、上がる頃には復活。
寝る前におっぱいをくわえ、ものの5分で眠りに落ちました。
その後は、朝までぐっすり眠っていました。

琴ちゃんに構っている間、詩ちゃんは母たちにおまかせして、ミルクで対応してもらいました。
おかげでじっくり向き合うことができ、本当に助かりました。

いい子すぎて、我慢してストレスを溜めているんじゃないかと心配だった琴ちゃん。
今回、わがままを言って泣いてくれて、ほっとしました。

初めてお母さんと離れて、何日も帰ってこなくて、
帰ってきたら赤ちゃんを抱っこしていて、
一生懸命お手伝いしても、赤ちゃんがくっついてる時間は減らなくて、

かわいがりたい気持ちも、お姉さんらしくしたい気持ちも本当だけど、
淋しい気持ちとバランスがとれなくて、どうしたらいいかわからなくなったのでしょう。

旦那さんに報告して、我慢はどうしたってさせることになるけど、頑張らせすぎないように一緒に気をつけてやっていこうと話し合いました。

詩ちゃんの世話をするたび、琴ちゃんのときのことを思い出します。
もっと心配してて、おろおろしてて、真剣すぎて、余裕がなくて、
とても大変だったけれど、
その分、全身全霊をかけて愛してきたなあ。
へろへろになって愚痴をこぼしながらも、嬉しくてかわいくて幸せで。
そんな愛を初めて教えてくれた、大切な大切な存在です。