長女の琴ちゃん、昨日で2歳4ヶ月になりました。

昨日はわたしの体調が微妙で、お風呂はパスしたいと思っていました。

「じゃー、てってって」
琴ちゃんがお湯をかける仕草をして、お風呂の方を指差しました。
『お湯をじゃー、ってしよう』と言ってるんですね。
「ぱー、てってって」
万歳の仕草もします。
『服をぱー、ってしよう(脱ごう)』と言ってるんでしょう。
さらに、洗濯物から自分の服を取ってきて、わたしを引っ張ります。
「お風呂ちゃっぷんするの?」
「うん」

わたしの不調を知っている母が、横から口を出しました。
「琴ちゃん、今日はおばあちゃんと入ろうか」
途端に顔が曇る琴ちゃん。
「いやいや!」
わたしを指差し、鼻をつつきます。
「お母さんと入りたいの?」
「ママ」
「そっか。でもごめんね、お母さん今日は気持ち悪くてお風呂入れないの」
「ててーい、てってー!」
わたしの胸をなでて、勢いよく腕を上げます。
『痛いの痛いの、とんでけー!』です。
「琴ちゃん優しいね、ありがとう!でも、今日はおばあちゃんとお風呂ちゃっぷんしてね」
琴ちゃんは泣き出し、抱きついてきました。
必死に、痛いのとんでけを繰り返します。

つらいなあ、と胸を痛めながらも、
わたしを求めてくれることや、
会話がずいぶん通じるようになった感覚が嬉しくてたまりませんでした。

大泣きしてしがみついてわたしの服を脱がせようとしたりしていましたが、母に引き渡した後は、しばらくぐずった後お利口に入浴したようです。

お風呂から上がってきた琴ちゃんを迎えると、
『自分で体を拭いた』『お湯の中で数を数えた』『おばあちゃんの質問に、「足」ってちゃんと答えた』
琴ちゃんなりの言葉で、嬉しそうに伝えてくれました。

着替えと歯磨きを済ませ、寝る前に「お父さんに可愛い写真撮って送ろうか」と言うと、張り切ってご機嫌笑顔でポーズ!

嬉しさを通り越して、切なくなります。
なぜそんなに素敵なんだね、君は。

しんどいこともあるし、不自由さもあるけど、
子供ってやっぱり、ものすごい授かり物ですね。

見失ってはいけない。
愛情を注いであげてるんじゃない。
愛が偉大なのは子供の方。
こんなに愛してくれる存在、他にない。
間違えてその貴重な愛情を失わないよう心して、
親の立場に慢心せず、感謝と共に返さなければ。

比較ではなく、本人の目を見て、成長を感じて、
幸せを自覚しないとばちが当たるわ。

あ、でも、実際にしんどい場面で、
愚痴を吐いてはいけないってことじゃないです。
他人と比較した不幸自慢とかでない限り、
それはそれで必要なことだと思います。

愛してるなら不満や疑いを持っちゃダメ、
っていうのはただの盲目であって
バランスがとれず歪む原因になるんじゃないかな。
幸せなら弱音を吐いちゃダメ、ってこともないはず。

そこは間違えずに、気楽でいたいと思います。


まあ、結局は、

うちの子可愛いな!

という、ただの親バカ話でした。

あはは。