つわりの影響か、胃の調子が悪いことは前にも書いたと思います。


今日、旦那さんが娘にドーナツを買ってきました。

豆乳を使った自然派のドーナツですが、油たっぷりの外側はあまり食べさせたくありません。

外側を剥いで食べさせていましたが、娘は油断すると剥いだ外側に手を出します。

ちょっとまずいかなと思いつつ、面倒なので口に放り込みました。


案の定、脂っこすぎて胃を直撃。


夕食は胃に優しく鍋にしましたが、お風呂に入る頃には胃もたれが胃痛に移行しようとしていました。

しかし旦那さんは武術の稽古に出かけていません。娘はわたしが入れるしかありません。


お風呂に入って温めればおさまるかな。


そうよ、そんな気がする!


楽観とともに、入浴開始。

下半身だけ軽く洗って、娘と湯船に浸かりました。


うん、いい温度。気持ちいいな~


琴ちゃんは大喜びで、おもちゃで遊び始めます。

入れてあげて良かったとほっこり。


そして胃の痛みは少しずつ引きはじめました。


ほーらね♪あっためて正解☆

日本には湯治という伝統があるのよ、おほほほほ~♪



と調子に乗った矢先、



……あれ?



なんか




腹具合が変ですよね。




いや。気のせい。


きっとガスが出口を求めてるだけだよこれ。




さあいつまでも浸かっていたら琴ちゃんがのぼせちゃう。

湯船から出て体を洗わなきゃ。



娘をよいせと持ち上げ、湯船の外に出ます。



大丈夫、この程度の痛みは我慢できる。だいじょう……



ぶっ。




遠慮がちにガス抜きをしたのが、最後でした。



笑顔で振りむいた娘が見たわたしは、どんな顔をしていたでしょうか。



一刻の猶予もならないものをお尻に感じ、洗い場に娘を置いたままダッシュ。



全裸でトイレットに身を委ねることしか、わたしにはできなかった……。




もう恥とか妊婦が腰を冷やしちゃダメとか、そんな場合じゃないですよ。

こんなピンチは初めてでした。



風呂場はトイレから見える位置なので、しばらくひとり遊びする琴ちゃんを見ていましたが、体が冷えるのが心配だったので、途中で迎えに行ってタオルにくるみ、抱っこして続行。


落ち着いたのは、何分後だったでしょうか……

5分では済まなかったな。



入浴を無事に済ませた後も、脱走する娘に開けられた浴室の扉から入る廊下の冷気で、腰も気分も冷や冷や。



胃薬は飲めないけど、ビオフェルミンは飲もうと思いました。