打投極②の巻 | 鉄人・田村彰敏 オフィシャルブログ powered by Ameba

打投極②の巻

マニアックなお話しの続編だよ。

ちょっと前に打投極を全部修得するのは覚えることが多くて大変だからそのうちの2つに絞ってトレーニングすれば強くなるという事を言っていた人がいる。

たしかに一理あると思う。手っ取り早くある程度勝てる選手になるとは思う。しかし、結局、捨てた部分は穴になるわけだから、高いレベルでは通じなく、頭打ちになると思う。

それにいろんな事を練習した方が面白いし、はじめから可能性を否定するのはもったいない。

昨今、特に注目されているのは打投極でも投の部分。

なぜかというと投ができれば、打撃よりの試合運び(相手のタックルをきり続けて自分は打撃勝負)にも
組技よりの試合運び(相手の打撃に合わせてテイクダウンを取って寝技で攻める)にも相手に合わせて戦法を組み立てられるから。

ヒョードルやGSPなんかは投の部分をうまく取り入れた作戦で闘っているよね。

リスクを減らした闘い方ができるのもよいところ。

つづく