格闘家は歯が命!の巻 | 鉄人・田村彰敏 オフィシャルブログ powered by Ameba

格闘家は歯が命!の巻

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格闘技に限らず一流スポーツ選手は皆、歯がきれいだ。

歯を食い縛らなければならない場面でしっかりとそれができるからだ。そんな話しを昔、聞いたことがあるが本当だろうか?

最近その考え方は違うんじゃないかと思うようになった。

きっかけは世界最速の男、ウサイン・ボルト。

彼の走りをスローで見ると口のまわりは脱力して、まるで馬の口の様にぶるぶると波を打っている。

歯を食い縛らなくても速く走れる。否、歯を食い縛らないから速く走れる。

歯を食い縛って走るのと、笑顔で笑いながら走るのとでは笑いながら走った方がいいタイムが出ると言うどこかの教授もいるそうだ。

ということは逆説になるが一流スポーツ選手の歯がきれいなのは歯を食い縛れるからではなく、歯を食い縛らないからなのではないか。

格闘技においてもパンチ、キック、投げ技、関節技、絞め技、どの技においても歯を食い縛って繰り出す必要はなく、タイミング、角度、体重移動等、脱力と技術こそが大事なのではないだろうか。そう思う。