こんにちは
4月2日(火)曇り
今日の江戸小話は
「わすれ草」
「わすれー草、わすれー草は、いれらんかえー」
と、花売りの売り声が
聞こえてきました。
わすれ草とはユリ科の多年草で
葉は細長くて
夏に大きなユリに似た
橙赤色の花を一日だけ咲かせます。
「ほう、わすれ草とは珍しい名だ。おい、どんな草か、わすれ草を見せておくれ」
「はい、ただいま」
「何だ、葉っぱばかりしげって、つまらぬ草じゃないか。これは何か、薬にでもなるのかい」
「はい、わすれ草を干した物をタバコにして吸えば、苦労をわすれ、夏には暑さをわすれ、冬には寒さをわすれ、年を取っても年をわすれます」
「そいつは不思議な草だな。おもしろい、買うとしよう。して、値段は?」
「はい。えー、・・・」
花売りは
しばらく考えて言いました。
「・・・いくらか、わすれました」
おしまい
5:00AMのレイン
ずっと
ねぇ~ねぇ~と
手で引っ張ったり
横でゴロゴロ
それに比べて
最近浮気者のプップ
あまりお風呂場に
寄らなかったのに・・・
最近PCより
お気にな場所に・・・
皆さん
今日もあと半日
張り切っていきましょうねぇ