こんにちはねこ


1月23日(水)曇り


グルメレスラー齋藤彰俊の極上ねこキックPowered by Ameba-DSC_0344.jpg





二日分の江戸小話なので


少し長いですが・・・ぺこりあせる




今日の江戸小話は


「カッパを釣ろう」



あるところに


とっても貧乏な男がいました。




ある時


お金持ちの家に行って言いました。



「カッパが釣れる良い場所を見つけました。でも、エサに肉がいります。カッパが釣れたらお礼を差し上げますから、肉をもらえませんか?」




お金持ちはカッパなら高く売れるとおもい


肉の固まりを貧乏な男に渡して言いました。




「わしも、カッパを釣るところが見たいなあ」


すると


貧乏な男が言いました。



「木の後ろに、隠れていて下さいよ。そして決して、しゃべってはいけません。カッパは人間の声を聞くと、逃げてしまいますから」




川に着くと


貧乏な男はお金持ちに気づかれないように


肉を服の中に隠して


釣り糸には肉の代わりに石をくくりつけて


ドボンと川に投げ込みました。




金持ちは木の後ろから声を出さないように見ていましたが


1時間もすると待ちきれなくなり


貧乏な男に声をかけてしまいました。




「・・・まだ、釣れないのか?」


すると、貧乏な男が言いました。


「ああっ、今カッパがエサに食いついたのに。人の声がしたから、肉を取って逃げてしまった。もう駄目だ」




そう言うと


さっさと釣り竿を片づけて


服の中に肉を入れたまま家に帰ってしまいました。



おしまいぺこり






ちなみに昨日の


江戸小話はahaha;*


「貧乏神」



ある仲の良い夫婦がいました。
夫婦はよく人の世話もしますし
商売にも精を出すのですが
どういうものかいつも貧乏でした。

女房は、ひどく心配して言いました。
「これはきっと、あたしらの家に貧乏神がいるに違いないよ」
「どうも、そうらしいな。よし、さっそく追い出してやろう」

そこで夫婦は生の杉葉を燃やして煙を出し
その煙を家のすみからすみへ行き渡らせました。

そして竹ほうきで

そこら中を叩いて回りました。

「貧乏神よ、出てこい! 貧乏神よ、出てこい!」
すると何やら汚い物が

ドスン! と

土間に転がり落ちて来ました。


「それっ、貧乏神だ。叩き出せっ!」
二人して追い立てられたので

さすがの貧乏神も
「たまらん、たまらん」
と、頭をかかえて外に逃げ出しました。

すると夫婦は、ぴたりと戸を閉めて

「これで、貧乏はお終いじゃ」
「これで、貧乏とはおさらばよ」

と、大喜びです。


でも、しばらくして
トントン
トントントン
トントントントン
と、表戸を叩く音がします。

「誰だ」
亭主が戸口を細めに開けると
「はい、貧乏神でございます」
と、先ほどの貧乏神が立っていたのです。
亭主はびっくりして

怒鳴りつけました。
 
「お断りじゃ! お断りじゃ! もう二度と、この家に入ってはならぬ!」
すると貧乏神は

涙声で言いました。

「はい。長い事お世話になりました。わたしはこれでおいとまいたします。・・・でも、あとに残したせがれどもが十人ほどいますので、どうぞよろし
くお願いいたします」

この夫婦が貧乏から逃れられるのは、まだまだ先の様ですね。

おしまいねこ


昨日の

駐車場のにゃんねこ

グルメレスラー齋藤彰俊の極上ねこキックPowered by Ameba-DSC_0341.jpg

そして

昨日のにゃんsキラリさんねこ

グルメレスラー齋藤彰俊の極上ねこキックPowered by Ameba-DSC_0343.jpg

グルメレスラー齋藤彰俊の極上ねこキックPowered by Ameba-DSC_0342.jpg

留守が多くて

ごめんねぇぺこり




皆さん


あと半日


張り切って


いきましょうねぇ肉球 茶トラ