おはようございます
1月15日（火）晴れ
今日の江戸小話は
「看病」
ある時
一人暮らしの八五郎が病気になりました。
「おいおい、八こうの奴が病気だってさ。皆でお見舞いに行ってやろうじゃないか」
こうして八五郎の友達が
二、三人集まって
見舞いに行く事になりました。
「よう、具合はどうだ？ 安心しなよ、俺達が看病してやるからな」
友達が言うと
八五郎は嬉し涙を流しました。
「ありがたい、持ちべき物は友だな。まあ何もないが、賑やかに話でもしていってくれ」
「そうかい、それじゃあ何か用があったら声をかけろよ。遠慮なんかする事はないぞ」
そう言って友達は
賑やかに話等をしていましたが
そのうちに花札が始まってしまいました。
勝ったの負けたのとやっているところへ
八五郎が声をかけました。
「もしもし、水を一杯くだされ」
「・・・」
「もしもし、すみませんが、お水を・・・」
「ああ、今やるぞ」
友達は声ばかりで
いつまでたっても来てくれません。
たまりかねた八五郎が
ふらふらと起きて来たのを
友達が見つけて言いました。
「これ、どこへ行くのだ、寝ていないと危ないぞ」
「ちょっと、水を飲みに」
すると友達が、次々と言いました。
「おお、それならついでに、俺にも水を持って来てくれ」
「おお、俺は酒だ。酒を持って来てくれ」
「俺にはまんじゅうだ。なければ買って来てくれ」
「・・・・・・」
この様な友達を
悪友と言います。
おしまい
昨日の夜は
レインと寝んねでした
ねっ
レイン
プップ・・・
皆さん
今日も張り切って
行きましょうねぇ