昨夜、巣鴨獅子王にお越しいただいた皆さん、ありがとうございました!

そして、一緒にステージを盛り上げた他のバンドの皆さん、獅子王のスタッフさんをはじめ、多くのスタッフの皆さん、ありがとうございました!


僕としては4か月振りのライブ、いろいろある中で、X-RAYの楽曲を熱く伝えることは出来たと自負しています。
声の調子も、前回のツアーの池袋、昨年末のクラブチッタの時に比べて、かなり声が戻って来たかな。

コロナの後遺症を含めいろいろあり、幾度も試行錯誤をする中で、ちょっと間違った方向に行っていたものが、良い感じで修正、改善出来かけて来たと。
そして、伸びやかに歌うのが、やはり僕のスタイルなんだと確認出来ました。

長時間のライブをやることが当たり前だったあの頃に比べて、ほぼ年1しかライブをやらない現在、当時の曲を原キーで歌うことが先ず命題。
次に、当時よりもより熱く、感情豊かに、の幅を拡げること。
そして、何よりも、X-RAYを大好きな人達、X-RAYをあまり知らなかった人達、の別け隔てなく、X-RAYの良さを最大限に感じてもらうこと。

今後も、この3つを目指して行こう!
何せ、6月には新宿ロフトでゴキゲンなイベントがあり、その先にはX-RAY 40th Anniversaryツアーがありますので(^o^)v

そして本日は、既に新幹線に乗って帰省中です。
駅弁を食べたあとで、昨年亡くなった母の作ってくれたおいなりさんの味を思い出しました。
母の作るおいなりさんは、甘さがかなり控えめで、和風出汁がお揚げにしっかり沁み込んだ、とても上品な味でした。
酢飯には黒ゴマが混ぜてあり、その香ばしさが程良いアクセントに。
一般で売られているおいなりさんは、僕にはちょっと甘すぎる。
でも、もう母のおいなりさんは、二度と味わうことが出来ません。

まだ実家にいて、母のおいなりさんを当たり前に食べていた頃、なんで「美味しい!」って母に言うことが出来なかったんだろ。

人間って、不器用ですね。
言うべきことが、言うべき時にはちゃんと言えない。
だからこそ、普段から、みんながみんなを思いやるんだろうな。