狭い通路で

背の低いおじいちゃんが

扇子をひらひら



ぼーっと

向かいの窓を見ながら

扇子をひらひら



そこに、向こうから

さっそうと歩いてくる

スタイル抜群の

30前後のお姉さん



おじいちゃんは

ぼーっ

ひらひら、ひらひら



お姉さんは

つかつかつかつか





さっそうとお姉さん




ひらひらひらひら

おじいちゃん





あ、やべっ!

むぎゅ!!





あわてて手を引っ込めるおじいちゃん



どうなるのか!?

ことの成り行きを

お姉さんね3m前方から見守る私




一瞬、時は止まった



はず




でも、お姉さんは

止まらなかった



つかつかつかつか

そのまま、なに食わぬ顔で

さっそうと、私の横をすり抜け

歩いてゆくお姉さん





さすが!




(笑)