どうでも良い話しするな
昔はさ
風俗嬢って濡れないって思い込んでた
18くらいの時
なけなしの金で風俗いくやろ？
大体風俗嬢って濡れないんよな
これを勝手な解釈でこいつらは慣れすぎてるから
とか
やりまくってるから
とか
そんな理由でもう濡れなくなってるんやな
ってそういう生き物みたいに思ってた
そうしたら勝手にな
やっぱり素人がいいぜ
なんて
でもそんな事思ってる男多いんじゃないかな
やっぱり彼氏彼女とか
愛し合ってるもの同士のセックスは最高って
そら、もちろん最高なんやけど
最近思うのは
風俗嬢も人間だから
そら心許して、集中してスイッチ入らないと濡れないよな
大人になるとさ風俗嬢を和ませるくらいの風格？
余裕？
みたいなのが出てきてさ
デリヘルの女がホテルに到着して迎え入れる瞬間からもう「いらっしゃい！」なんて
自分の家みたいに招いたり
すると笑ってくれたり
和んでくれたりさ
真面目過ぎる若い娘はそんな俺の言葉が耳に届かないくらい真剣なまなざしやったり
冗談が通じてなかったりする時はあるけど
余裕のあるもん同士とかなら和ませられるようになってきたかな
するとさ
濡れるよな
濡れてくれると可愛いからさ
お前可愛いな！マジで濡れてるやん！
なんて言うと大洪水になってくれたり
そんな身体のしくみを観察してるとやっとわかったんだ
風俗嬢も人間だなって
緊張したり
怖かったりするから
入り込めなかったんだなってわかった
こんなことが理解できるようになるとな
人生楽しいよな
まだまだ勉強することばっかだな
女がよく言う歳上が好き
なんで？
色々と余裕があるから
って言葉は単純にハイハイお金のことね
って思ってたけどそうじゃなくて
こういうところなんだろうなって思った
単純にガツガツしてないとかでもなく
育った環境も違う性格も違うたくさんの人間を真正面から受け入れてあげられる心の余裕とか
これ自分自身がガチガチに緊張してたりするとまずだめだからな
また一つ大人になっていくな
ちなみに言っとくけど風俗に最近行ったとかじゃないからな
そんなことをフッと思って書きたくなっただけ
ほんまやって！！（笑）
まあ渾身の？短編小説
