御客様の知人からのご相談。

「祖母が大事に使っていた、欅の一枚板のちゃぶ台。表面が傷んできたので鉋で綺麗に削れませんか?」とのこと。

「まず、見せてください。」とお答えして、昨日伺いました。
結果的に、ちゃぶ台に使用されていた木は無垢の一枚板ではなく、合板の表面に欅の突板を貼ったものでした。

「一枚板でなければ、直して使う価値はありませんか?」という質問。

これは一概にお答えできかねます。

物の価値というのは本来人それぞれです。
希少価値の高いものが価値あるもので、そうでないものは価値がないとは言い切れませんよね。

例え、一枚板の家具でなくともおばあちゃんが大事にしていた物であれば、直して使う価値はあると思います。

ブランドの高価なアクセサリーと、知人の作るオリジナルアクセサリー。
有名な画家のシリアルナンバー入りの絵と、友達の書いてくれた絵。
知名度の高いハウスメーカーの住宅と、近所の工務店さんの建てる家。
行列に並んで購入する妖怪メダルと、小さいころから集めてきたサイダーの王冠。等々♪

どちらに価値があるかを見出すのは各々ですし、「これを大事にしている」と個々が主張してよい世の中になってきていると思います。

一般的に価値があると言われているものが、本当に大事にしなくてはならないものなのか。

納得いくまでお話しして、鉋掛けはできないまでも要望に近い状態で手を入れる事に致しました。
これからこういった申し出が増えていくと思います。

大事なものだけを残して生活していきましょう




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