「隠れた貧困」「見えない貧困」「子どもの貧困」これらの状況を少しでも改善できる活動を微力ながら続けています。
内閣府は2018年7月31日、「2017年度子どもの貧困の状況と子どもの貧困対策の実施状況」について公表した。「子どもの貧困対策に関する大綱」が掲載された2013年時と比較して、子どもの貧困率、生活保護世帯やひとり親家庭の進学率などに改善がみられた。
「どもの貧困対策の推進に関する法律」第7条では、政府は毎年1回、子どもの貧困の状況と子どもの貧困対策の実施状況を公表しなければならないと定めている。
子どもの貧困の状況は、「子どもの貧困対策に関する大綱」掲載時(2013年4月1日現在)、直近値(2017年4月1日現在)、全世帯の数値(直近値)を比較する形で一覧に掲載している。高校等進学率は、全世帯99.0%に対し、生活保護世帯が大綱掲載時と比較して2.8ポイント増の93.6%、ひとり親家庭が2.4ポイント増の96.3%であった。
大学等進学率は、全世帯73.0%に対し、生活保護世帯が大綱掲載時と比較して2.4ポイント増の35.3%、ひとり親家庭が16.9ポイント増の58.5%。生活保護世帯の高校等中退率は、大綱掲載時より1.2ポイント減の4.1%(全世帯1.4%)。いずれも大綱掲載時から、改善傾向がみられた。
子どもの貧困率は大綱掲載時の16.3%から2.4ポイント減の13.9%と、子どもがいる現役世帯のうち大人が1人の貧困率は大綱掲載時の54.6%から3.8ポイント減の50.8%となった。このほか、児童養護施設の子どもの進学率、就学援助制度の周知状況などの数値も上昇した。
子どもの貧困対策の実施状況については、「教育の支援」「生活の支援」「保護者に対する就労の支援」「経済的支援」「調査研究」の分野ごと、大綱記載の重点施策、2016年度実施状況、2017年度実施状況、2017年度予算額を並べて掲載。学校教育による学力保障、義務教育段階の就学支援の充実などについて、進捗状況などをまとめている。
子どもの貧困率は数字上、6人のうち1人から7人のうち1人に改善されつつあります。
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