びわ湖マラソン2023に出場しました
2023年3月12日、
びわ湖マラソン2023に出場しました。
出場を目指していた、旧びわ湖毎日マラソン。その大会の参加標準は2時間30分で、僕のベストは2時間31分39秒だったので、出場がかないませんでした。
その後継大会ということで、憧れだったびわ湖毎日マラソンの雰囲気を少しでも味わおうと、今回この『びわ湖マラソン』へ参加を決めました!
と言うわけで、昨年秋頃からこの大会を意識して練習を積み重ねてきて、1月の勝田マラソンも、このびわ湖マラソンにつなげるために出場しました。その時は2時間40分25秒だったので、今回のこのびわ湖マラソンはしっかり調子を合わせて久々の「2時間40分切り」を目標に掲げて出場しました。
大会に臨むまで
しかし、大会前1週間を切ったところで暗雲が立ち込めました…
仕事は楽な期間になったのに、なぜか普段の生活の中での疲労が抜けず、少し体が重い。
3月9日に行ったペース走では、楽なペース設定(3分55秒)だったのに、相変わらずの足の硬直病が重度に発生し、なんとなんと2400mでDNF…。(←これに関しては、勝田の時も4000mでやめて、勝田はそこそこ走れていたので「何とかなる」ととらえていましたが)しかもその後、練習がDNFだったにも関わらず、家でぐったり…。ひどく疲れました。
さらに大会前日、京都への移動中ずっと頭痛がする…。
と、言い訳を列挙しましたが、つまりは感覚的に「調子が落ちたな」とはっきりわかる状態でした。
むしろコロナに罹患してすぐに出場した勝田マラソンの時の方が、いろいろ焦って何とか合わせにいって、気持ちも高ぶっていたように感じます。
そして大会当日。
予想最高気温19℃…。前日までも全国的に20℃を超えるような気温になっており、僕の今まで出場した大会の中で、史上最高の気温の中でのレースとなることがスタート前から分かっていました。
給水をこまめにして、水をたくさんかぶろう…。
さて、スタート前はさほど混雑せず、スムーズに並べてストレスが全くない中整列ができたのでかなりよかったです。
しかし競技場スタートで7000人なので…いざスタートすると2か所ほどで転倒が発生していましたね(笑)
幸い転倒には直接まきこまれずに僕は済みました。
しかし1kmいかずして、足の重さに気づき、全然ペースが上がりません。
そして恐れていた、「足の硬直病」が早々に発症!!!
もうなす術ありません。
ここ最近のトラックでは決まってこの硬直病が発生していましたが、ロードレースでは初めて。
よりによって狙っていたこのフルマラソンで足の硬直病が発生してしまうとは…。
最初の5kmを19分03秒で通過、次の5kmは18分57秒…。
このタイムも想定内でしたが、余裕度が想定外でした。
もしもこのペースで“楽”ならば中盤以降で巻き返せるはずなのですが、残念ながら全然「楽じゃない!!」
足の硬直病は幸い10kmから20kmにかけて解けて、少しペースを上げられましたが…もうすでにそこまでで消耗しきってしまい、さらに気温がぐんぐん上がってきました。
そしてハーフ通過が1時間20分11秒。
2時間40分切りはほぼ不可能になりましたが、それ以上に余裕がなさすぎです。
ここからは0.5kmにつき1回は「やめたい」と思いながら走ることに…。
30km以降はほぼjog状態。何とか4分30秒を維持(維持と言えるのか?)しつつ、どんどんゴール目標タイムを下げていき、最終的には「2時間50分はせめてかからないように…」という中でゴールを目指すことになってしまいました。
結果は2時間49分22秒でした。
大々々自己ワースト(事故ワースト)です。 ※従来の自己ワーストは2時間43分17秒
いつやめてもおかしくない中で、やめなかった理由はただ一つ、
「レースのやめ方が分からない」
からでした
2時間40分切り復帰を目指し、そして最悪の結果でした。
この日のレース展開どうこうの結果ではありません。
そもそもこの日に臨むにあたって明らかに調子が落ちていました。直接の原因が一つではないとは思いますし、それが何なのかわかりません。いろいろな積み重ねが悪い方向に働いてしまったんだと思います。
かなり悔しいですが、これにて今期のフルマラソンは終了。
昨シーズンの反省を踏まえて、早々にトラックレース、スピード練習に移行していこうと思います。
最後に、この大会自体はすごく運営もスムーズで、お持て成し感が高く、いい大会です。
それを満喫しきれなかったのは残念ですが、一度は参加することをおススメできる楽しい大会でした。