【第90回埼玉県駅伝展望⑥】入賞争いのチーム
いよいよ明日に迫った、3年ぶり開催の埼玉県駅伝。
最後は、入賞争いが予想されるチームを紹介します。
戸田市陸協
前回大会8位
これまで入賞の常連だったチームです。
しかし今回は長らくチームをけん引していた小原選手や三瓶選手が抜けています。関選手や安川選手などのかつての主力選手は残ったものの、今期はトラックレースへの出場がほとんどなくどれくらいで走れるのか情報がありません。一方で活動を共にしていた力のある桶川選手が加わり、ベテランの大熊選手を中心にどれだけ粘れるかがカギとなります。
小川町陸協
前回大会9位
入賞の常連だった小川町陸協は今大会は厳しい戦いが強いられそうです。
昨季は15分台を出していた蓮見選手が今季はやや調子を落としていて、上尾ハーフでも75分台といまいち波に乗れていない印象です。関根選手も目立ったトラックへの出場が見られません。若手選手が複数加入していますが、まだまだ発展途上なのかも知れません。
一方で、高橋選手はトラックを中心に出場しており、1500m3分54秒、5000m14分45秒と高レベルの記録を残しています。高橋選手は1区での出走が予想されますが、積極的なレース運びが見られれば“荒らす”ことも可能で、こうしたレースになった場合、他のチームがどのように対応するかに注目です。
朝霞市陸協
前回大会10位
今季14分36秒をもつ大久保選手の出場に注目していましたが、別府大分マラソンへの出場により欠場となりました。
絶対的エースを欠く中で上尾ハーフを67分台で走った濱崎選手が出走となった場合、どこまで貯金をつくることができるかが重要となるのかなと思います。そのほかトラックでの記録が不明の選手が多く、力は未知数ですが、何とか入賞戦線に残りたいところだと思われます。