最後のライブ

クラブイクスピアリが　無くなってしまうということなので

従弟たちの出演する　アロハフライデイも　今回が最後

さすが　クリスマスシーズン

楽しいひと時

今回の出演者さん達

またどこかで　出会えることを願って

生涯

長寿で帰天した人の方が　この世に対する執着が少ない

長寿を願う根拠として　二番目に言えることは

「長寿で帰天した人の方が　この世に対する執着が少ない」ということです。

長寿の人は　死に対する準備というか　この世を去る準備が出来ています。

「生老病死」といって　肉体は老いていくものですが、老い自体は悪かと言うと　そうではありません。

自分にも　傍目にも「あの世に還る準備が進んでいる」「肉体と言う殻が固まってきて　それを脱ごうとしている」ということが　客観的に見えるのは　それほど悪いことではないのです。

ピンピンとした状態で死んだ場合「執着を残すな」と言われても　やはり　残ってしまうものです。

その意味で　「今回はよくがんばったな。よく生きたな」と思えるような人生を生きて　　自然にこの世を去っていくのは　よいことです。

長寿で帰天した方が　この世への執着は少なくなるし　「人生を全うした。完成した」と言う気持ちも強くなるのです。

もちろん、人生の中身も大事でしょう。
「あまりに悲惨な人生で　長寿」というのは　つらいものです。

「わりに幸福な人生で　長寿」と言うのが最高だと思います。

生涯現役人生

長寿を願うことは　執着ではない

「『長生きをしたい』と言う気持ちは　執着ではないか」と感じてる人もいるかもしれません。

「諸行は無常である。この世にとらわれてはならない」と言う教えがあるため、人によっては、そういう戸惑いもあるでしょう。

しかし、人間は、わざわざ、この世に生まれてくるのです。

生まれてくるのは、なかなか大変なことです。

あの世からこの世に出てくるときには　難しい手続きがありますし、母親のお腹に宿るのも大変です。

真っ暗な洞窟のような所に　何か月もじっとしながら、
「赤ん坊として、本当に生まれることが出来るだろうか」という　不安に耐えなければいけません。

しかも、生まれた時には、
「過去、自分は何をしてきたか」という記憶を　すべて消し去られ、ただの赤ん坊になってしまうのです。

そういうリスクを冒して　わざわざ生まれてくるわけですが、それは、何故かというとこの世に何らかの勉強材料があるからなのです。

したがって　「せっかく　生まれた以上、出来るだけ多くのものを学んで、あの世に還りたい」と　思うこと自体は、執着であるとは思えません。

「地上で多くのものを学ぶ」ということが　転生輪廻の根拠である以上
「この世での人生を充実させよう。意味のあるものにしよう」とすること自体　よいことだと思うのです。

五十歳には五十歳の学びが　六十歳には六十歳の学びが　七十歳には七十歳の学びが　八十歳には八十歳の学びがあり　「九十歳になったら　さすがに学ぶことはないか」と思ったら　「まだある」というのです。

確かに　年を取らなければ分からないこともあるでしょう。

「今世を有意義ならしめる」という意味では　充実した長寿を得ることは　よいことであると思います。

愛と忍耐

あなたがたは　互いに愛し合いなさい。

幸福になりたいのなら　愛し合うことを学びなさい。

他の人の悪口が出るのは　あなたが賢く　相手より優れた点があるからだろう。

優れたあなたであるなら　劣った人を慰めたり　褒めたりすることは簡単に出来るはずだ。

もし　そう出来ないなら　本当は　相手に劣等感や憎悪を感じているのだ。

素直な心で　反省しよう。

相手の美点を認めよう。

人を愛し続けるためには　忍耐も必要だ。

耐え忍ぶ心がなければ　長く良好な人間関係は結べない。

愛とは　忍耐であり　相手自身のことを　好きになってもらうこと。

この真理を学んでほしいのだ。