堀治喜さんの労作「虚像 石丸伸二研究(定価930円 税別)」は、ネットに「安芸高田市長 石丸氏伸二研究」として掲載されたものを、大幅に加筆して発行されたものです。



この本は、私たちが知らない事実が丹念に掘り起こされており、大変興味深い内容になっていますが、これまでインターネットでしか購入できませんでした。

しかし、この度吉田町のみよしや書店さんのご協力により、6月2日に入荷することが決定しました。



そこで、「虚像 石丸伸二研究」で明らかにされた事実のいくつかを紹介したいと思います。



◎ 石丸君の経歴を語る際に必ず持ち出されるのが、「アナリストの初代ニューヨーク駐在として赴任したエリート」というフレーズですが、筆者は石丸伸二名で出された「レポート」を分析することにより、完全に虚飾であることが暴き出しています。


◎ 石丸君は、市長選への出馬を「市長選挙のニュースが流れた翌日の8日に退職願を出した」と語っていますが、本書によって「出馬をカッコよく見せる演出」のためにウソをついていたことが明らかになっています。


◎ 石丸君は、安芸高田市の公式チャンネルが日本一になったと、歓喜の舞まで披露しましたが、登録者数が急増した「からくり」が見事にえぐりだされています。

特に、登録者数、動画の再生数、コメント等もお金で操作できることが明らかにされており驚きです。

ネットの世界のからくりは、私たちにはわからない世界ですので、非常に興味深い内容になっています。



本書は、このほかにも、石丸君が2連敗した裁判や、アキタカターンズの不正契約疑惑等も詳しく分析してあり、「石丸伸二が何者か」を知る格好の図書になっています。



私たち市民が、「石丸市政の4年間」はなんであったのか、そして、何を教訓にするのかを考える指針が詰まった1冊だといえます。



是非とも、市民の皆さんがご一読されるようご案内いたします。



〔著者堀治喜さん紹介〕

高宮町に作った総天然芝の草野球場・ドリームフィールドを題材にした『わしらのフィールド・オブ・ドリームズ』でデビュー。

主な著書に、広島東洋カープ球団の〝タブー〟に挑んだ話題の著『衣笠祥雄はなぜ監督になれないのか?』や〝炎のストッパー〟故津田恒美をモデルにした『天国から来たストッパー!』などの著書があります。