石丸君が東京都知事次選挙に出馬すると知った時、多くの市民は万歳を叫んだと思いますが、本会の会員の心内は、半ば喜び、半ば残念な思いであったと考えています。



半分の喜びは、石丸市政が終わるのですから当然のことです。



半分の残念は、石丸君を市長選挙において、完膚無きまでに叩き潰して追い出すことができなくなったからです。

本会は、石丸君が市長選に出れば、供託金没収、再起不能という状況まで追込むつもりでいましたから、半分の残念な気持ちがわかっていただけると思います。
 


さて、石丸君は、前日の講演の中で出馬を宣言し、次のように述べたそうです。



東京を変えて日本を変えたいと思う。

東京の一極集中から多極分散に向かわなければ日本が持たない。




また、17日のXでは次のように投稿しています。



本日、正式に東京都知事選への出馬を表明しました。

これが20年先の危機を回避する最後のチャンスだと思っています。

あまり個別の政策について話せなかったのですが、小中学校の給食費無償化は都で実施したいと考えています。




これは、大言壮語を超えて、日本の救世主にでもなったような「お言葉」です。

生半可な知識で大言壮語するとこんな訳の分からない危機感だけを口走ることになるのです。



東京都の実態や課題もわからない石丸君には、東京のことを語る言葉など持ち合わせておらず、思いついた「政策」のひとつが、安芸高田市で無理矢理予算化した「給食費の無償化」というのですから、彼の政策の貧弱さがわかります。

石丸君の出馬について、市民の声は次の言葉に代表されます。



安芸高田市で何もできんかった者が、何を考えて都知事選挙に出るんか。

身の程知らずが。

どうせ、売名行為に過ぎんじゃろ。




東京のマスコミも、東京都知事選挙候補ともなれば、石丸君が安芸高田市で何をしてきたのか洗いざらい報道しますので、石丸君は丸裸にされるでしょう。

当然、対立する政治家も石丸君の過去を見逃してくれることは絶対にありません。



また、彼を利用しようとした政治家や有名人も、マスコミの過熱する報道とともに静かに去っていくでしょう。



安芸高田市を逃げ出して、ネットでの人気を頼りに東京に行っても、東京都民が快く受け入れてくれることなどありえません。



いずれにしても、安芸高田市民は石丸伸二君に熨斗(のし)を付けて東京都に送り出します。


(注 今後、安芸高田市を足蹴にして出ていく市長を「石丸君」と表記します。)