5月15日の中国新聞に「要望・陳情件数を訂正」という記事が載っています。

さもありなんと笑ってしまいました。



問題は、要望・陳情件数をなぜ「市長の指示で改めて確認する必要が出てきたのか」ということです。

市長のことなら、いつものとおり隠し通したのでしょうが、なぜ「市長の指示」によって改めて確認したのでしょう。

その原因は、次の二つのことが考えらえます。



1.一つは、実は本会は4月10日付けで、添付の行政文書公開請求書を提出していま
  した。

  請求した文書は次のとおりです。(他にも行政文書の公開請求をされた方がおら
  れたようです)


1 請求する行政文書の件名及び内容


(1)(2)(略)


(3)令和3年度石丸市長の次の旅行命令簿及び復命書

   陳情・要望活動に伴う出張 


(4)令和3年度石丸市長の国及び県への要望書



2.二つ目は、県が審査をするにあたって、要望・陳情状況の詳細を求めた可能性
  です。

 (以下、県の審査に関しての言及は控えます)
 


令和4年6月以降から今日までの2年近い「市長の動向」を見れば、市長は最も連携が必要な県知事と面談した記録は1回もありません。

県庁での県幹部職員との面談も、わずかに2回しかありません。

これを見れば、令和3年度に22件の要望・陳情があるとは思えません。

しかも、政策もない市民の暮らしも知らない市長に、中身のある要望・陳情ができたかも大いに疑問です。



本会等の公開請求によって、職員があわててチェックすると、議会で発言した件数と違うことが判明し、このままでは不用意な発言がおおきな問題になることを恐れたのでしょう。

そこで、市長は、再調査をした理由は伏せたままで、「市長の指示で再確認」と市長の指導性を強調し、「職員の事務処理ミス」で済ますことにしたのでしょう。



しかし、この間の市長のウソの遍歴からすると、議会での数字はいい加減なもので、慌てて訂正した可能性もあり得ます。



いずれにしろ、市長はいい加減な数字を使って、しかも前任者と比較するといういやらしい手法を使って、自分の優秀さを誇示し、優越感に浸る姿を市民の前にさらしていたということです。



まさに、「僕、〇〇ちゃんよりできるんだ、すごいだろう!!」と自慢する小学生程度の姿でしかありません。