4月27日・28日の両日で、あわただしく中学校統合計画(素案)市民説明会が開催されました。

しかし、市民の参加は散々で、完全に無視されています。



   日   時     場   所   参 加 者 数

27日 午前10時~11時 美土里まなび  0名(他 本会役員1名)

    午前10時~11時 向原みらい   3名(他 議員1名)

    午後 2時~ 3時  甲田ミューズ  2名(他 本会役員3名、議員                                           
                             3名、教育委員1名)


28日 午前10時~11時 八千代フォルテ 0名(他 教育委員1名)

    午前10時~11時 高宮田園パラッオ 1名(他 本会役員1名、議員3名
                             教育委員1名)

    午後 2時~ 3時 クリスタルアージ  0名(他 議員1、教育委員2名)

                 計     6名



この結果を見て、市民の皆さんも啞然とされたことでしょう。



市内に6校ある中学校を1校に統合する計画(素案)の説明会に、たった6名の市民しか参加しないのですから、驚き以外の言葉はありません。

職員に市民の参加が少ない原因について聞くと、「すでに保護者には説明をしていますから」という答えが返ってきましたが、「市民の参加が少ないのは当然」と言わんばかりの答えにも驚きます。



今回の説明会にこれだけ参加者が少ない原因について、本会の考えを紹介します。


1.こうした重要な説明会を大型連休の冒頭、しかも田植え前の農繁期に行うのかという問題です。

この間の行政では、こうした時期を外すのは常識になっていましたが、まったくお構
いなしで、市民の都合など全く考慮されていません。


2.市民への周知はお助けホンでの放送だけといっても過言ではありません。市の広報誌に説明会の案内が載っていますが、その広報誌が行政嘱託員に送付されたのは、2日前の25日です。

それから、行政嘱託員が配布もしくは回覧するのですから、市民がこの案内を目にするのは直前か、すでに終わってしまってからになります。



つまり、「広報しました」というアリバイ程度のものであり、市民の皆さんに周知する広報になっていません。



ここから見えてくるのは、職員が全くやる気になっていない、おざなりの仕事しかしていないということです。いや、職員が市長の言われるままにしか動けない硬直した行政の現実を表しているというべきでしょう。